つばさが丘の住宅

つばさが丘の住宅

つばさが丘の住宅リビング「小堀の住まい」

この敷地は大阪湾を一望する高台にあり、また大阪湾の向こう側に夕日に映える淡路島の稜線をくっきりとみることができる。設計にあたっての一番の要望は、言うまでもなく『この見事な景観を最大限に活かすこと。』であった。敷地内にも10mの段差があり、大阪湾に向かって敷地が下っており生活用道路は反対側の高いレベルにある。計画は大空間を作り出すために一番低い位置にリビングを配置することから始まり、大階段で80cm上ってダイニングを設け、異なったアイレベルで景観を楽しめるようにした。またリビング、ダイニングの天井を5m以上の吹抜けにし、玄関に入り靴を脱ぐ瞬間、大パノラマが広がるように計画した。個室以外の間仕切り壁をできるだけ省き、建物の中心に植栽を配した中庭を設け建物全体を明るくすると同時にどこからでも中庭と吹抜越しに眺望が望めるようにした。また、建築主の要望もありダイニング、リビングの床、壁には大理石を貼り、空間を構成している。その結果、大空間にもかかわらずより落ち着いた雰囲気を醸し出し、喧騒を忘れさせてくれる空間になった。

キッチン上部の中2階は奥様の趣味の部屋とし昼間のくつろいだ時間帯には愛犬と眺望を楽しむ空間になっている。2階の眺望が開けている大阪湾側に浴室と寝室を設け、それぞれ浴槽に浸かりながら、またベットに寝ころびながら電動ブラインドを開けるとパノラマを一望することができる。大阪湾側の道路から建物を見上げるとガラスの箱に屋根を設けたような外観であり、反対の玄関側は屋根と壁との境にガラススリットを設けたことで夜、光が漏れると屋根が浮き上がって見える。また庇が1m伸びており、水平ラインを強調することによって建物全体を低く感じさせている。

つばさが丘の住宅リビング02「小堀の住まい」

つばさが丘の住宅ホール「小堀の住まい」

つばさが丘の住宅玄関「小堀の住まい」

つばさが丘の住宅外観01「小堀の住まい」

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