非日常的空間を求めて

非日常的空間を求めて

非日常的空間を求めて リビング「小堀の住まい」

都心のもともと大きな屋敷を区割りしたこの敷地は、左右の隣家と同様の起伏と庭の景観を保っている。お互いに借景し合える環境が実際の敷地面積(220坪)より広く感じさせている。この部分の有効利用と完成されている庭園との関わりがこの住宅の課題であった。

クライアントはこの敷地から車で10分程度の所に住まわれており、今回の計画は週末の利用、お母様の隠居部屋、会社関連のゲストハウスなどを目的として計画され、クライアントからの要望は、ドラマチックで遊び心にあふれ、生活感のない空間を求められた。

はじめに庭ありきなのである。その結果、建物は庭を守るようにそのまわりを取り囲んだ当然ともいえる形状に配置され、それぞれの居室はその庭に開かれている。和室10帖と茶室を離れとして築山に配置し、高齢者への配慮として2階ホールから渡り廊下を11mでブリッジを掛けて起伏に対応した。2階ホールには本格的な鮨カウンターを設け、板前が来てにぎることとなる。軒の出を深くした陰影のある外観と和らいだ室内空間に漂う現代和風の趣。目指したものは遠州好みの「綺麗さび」である。

非日常的空間を求めて 外観「小堀の住まい」

非日常的空間を求めて 庭「小堀の住まい」

非日常的空間を求めて 玄関「小堀の住まい」

非日常的空間を求めて 浴室「小堀の住まい」

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