Case.59
「間」をつくる
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「間」をつくる
日本には「間」という独自の感性がある。
2005年に発表した千里住宅公園の展示場「MINCA.」では、この「間」という思想を再認識する思いで設計に挑み、その後の設計においても重要なテーマとなり、今も問い続けている。
この計画では、愛車スペースとそれを愛でるシアターに客間と、非日常的な空間が要望にありました。
そしてそれらの空間は、外を通り行き来する「離れ」になっています。
水盤をすり抜けシンボルツリーを見上げればその先には空が広がり。外部からゆったりと内土間を通り室内へ誘うよう「間」の取り方に趣向を凝らしている。
家族のための日常空間は打って変わり1ルーム空間が中庭とつながり、連続する障子や勾配天井に中庭から差し込む日差しが時を刻みます。
「つながる」と「はなす」、そこから生まれる「間」が、この住まいに豊かさをもたらしている。
Data
所在地 | 埼玉県 |
---|---|
竣工 | 2015年2月 |
延床面積 | 298.68㎡(90.35坪) |
構造 | RC+在来木造(混構造) |
Designers
「間」をつくる
Data
所在地 | 埼玉県 |
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竣工 | 2015年2月 |
延床面積 | 298.68㎡(90.35坪) |
構造 | RC+在来木造(混構造) |