扇の家舎の写真
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Case.41

扇の家舎

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扇状のゆるやかなカーブを描く大空間にズラリと並ぶ愛車。その一台一台と向き合うようにオープンな居住スペースが対峙する。その境界は全てがガラス貼りで家中どこでも愛車を眺めることができる。 梯子で展望ウォークに昇れば、端から端まで約30メートルに渡り愛車を見下ろすことができる。 施主の要望は、各地で管理している愛車を一ヶ所に集めること、そしてそこで愛犬と愛車に囲まれて暮らすということだった。平面は扇形で、円弧の外側から中心に向かって、車路、車庫、生活ゾーン、愛犬のスペースを配置。等間隔の放射線状に伸びる梁や壁は、一つの大空間の中それぞれの居場所を位置づけ、愛車一台一台の個性と存在感を際立たせている。 また扇形は少しずつ角度がずれることで、車のフォルムをより美しく見せることにも貢献している。断面は南北に流れる大屋根に包まれたダイナミックな空間で、そこを展望ウォークが東西に貫く。最頂部にあるハイサイドからの光が天井に反射し、家全体を包み込み、愛車を幻想的に照らし出す。 愛車たちは、草花などの自然が暮らしを豊かにしてくれるのと同様、愛好家が最もくつろいで自分らしくいられる場所を与えてくれる。 人と車の関係に新たな価値を見出す住まいである。

Data

所在地 埼玉県
竣工 2017年
延床面積 287.20㎡(86.87坪)
構造 木造平屋・一部ロフト

Designers

小山 信行の写真

一級建築士

Nobuyuki Koyama

扇の家舎

Data

所在地 埼玉県
竣工 2017年
延床面積 287.20㎡(86.87坪)
構造 木造平屋・一部ロフト

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Nobuyuki Koyama