Case.14
「GATES」 展示場
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「GATES」 展示場
住宅を選ぶ基準は利便性や住環境が第一であったが、大きな震災を経験し、人は一人では生きていけないことを痛感させられた結果、新しい概念が生まれました。
「家族」「絆」「助け合い」といった心や意識が大きく変化し、「心の豊かさ」を求める社会に方向転換し始めています。
今までの土地本位の考え方は崩壊し、逆にコミュニティが見直され、家族と近隣住民との関係性や、住宅の敷地と周辺地域との関係性を作ることが重要であることは、震災の経験により明確となりました。
今までは環境を「室内環境」ととらえる傾向があったが、外を考えることも大切であり、「開く」ことができるように外側をデザインしていくと、互いに心地よい風が抜ける住まいとなります。
さらに内側を「開く」ようにデザインすると隣人との関係の風通しもよくなるのではないでしょうか。
無表情で殺風景な都会の街に対しては、より環境との関わりを強く意識していくべきであり、地域にあった自然との共生も考えていかなければなりません。
そこで、光・木・水・石・風といった自然環境を取り込みつつ、外に対し開いていく建築の提案をします。
Data
所在地 | 大阪府 |
---|---|
竣工 | 2017年 |
延床面積 | 235.99㎡(71.38坪) |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
Designers
「GATES」 展示場
Data
所在地 | 大阪府 |
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竣工 | 2017年 |
延床面積 | 235.99㎡(71.38坪) |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |