新築のコンセントの位置と数のベストは?部屋別の配置計画と失敗しないコツを徹底解説

間取りや内装の打ち合わせが一段落したころに直面するのが、コンセントの配置と数を決める作業です。住んでからコンセントの不足に気づいても、壁の中に配線を通す追加工事が必要になります。新築時に1か所増設するのと、入居後に工事を行うのとでは、手間の大きさがまったく異なります。

この記事では、コンセント計画の基本となる考え方を整理したうえで、部屋ごとの配置の目安、家具との干渉を避ける方法、専用回路が必要となる機器、さらに屋外や安全面の注意点をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • コンセントは数から決めるのではなく、使う機器を書き出すところから決まる
  • 定格電圧125ボルトのコンセントの定格電流は15アンペアと20アンペアの2種類
  • 家庭用機器は定格電流15アンペア以下で、20アンペア以下の配線用遮断器で保護されている
  • 家具で塞がる失敗は、間取り図に実寸の家具を書き込めば設計段階で防げる
  • 配線器具の事故は2019年度からの5年間で153件あり、約4割は使い方や設置状況が要因
  • 屋外や大電力の機器は、専用回路と配管を新築時に用意しておく
監修者情報

株式会社ヤマダホームズ
スマチエ編集部

これから家を建てたり、購入を検討している方たちは、どんなことを思い、なにを重視しているのでしょうか。ヤマダホームズがまとめた皆様の声や家づくり調査をご紹介します。

目次

コンセントの配置計画を進めるポイントは?

設置する数から先に決めようとすると、実際の生活で不足が生じやすくなります。順序を正しく進めることで、漏れのない確実な計画を立てることができます。

使う機器を書き出すところから始める

部屋ごとに、そこで使用する電気機器をすべて書き出すことが最初のステップです。現在使っているものだけでなく、新居で新たに購入する予定の機器や、季節によって出し入れするものも含めてリストアップします。

たとえばリビングであれば、テレビ、録画機器、ゲーム機、掃除機、空気清浄機、加湿器、扇風機、スマートフォンの充電器などが挙げられます。キッチンでは炊飯器、電子レンジ、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカー、ホットプレートなどがあります。

書き出しを終えたら、「常に接続しておくもの」と「使うときだけ接続するもの」に分類します。常に接続するものには専用の差し口を確保し、一時的に使うものは集約して配置を検討します。この分類を行うことが、適切な配置と数を決める明確な根拠となります。

高さを用途で変える

コンセントの適切な高さは、接続する機器や用途によって異なります。すべて一律の高さに揃えてしまうと、場所によっては使いにくさを感じる原因になります。

用途高さの考え方設置場所の例
掃除機やこたつなど床で使うもの幅木のすぐ上部屋の隅、廊下
スマートフォンの充電や読書灯ベッドやソファの座面より少し高い位置寝室、ソファ横
調理家電やドライヤー作業台や洗面台の天板より少し上キッチン背面、洗面台の鏡横
壁掛けテレビや冷蔵庫機器の背面に隠れる高さリビングのテレビ壁、冷蔵庫置き場

床付近で使用する機器は、無理にかがまずに手が届く高さに調整することで、プラグの抜き差しが非常に楽になります。一方、ベッドサイドなどは、横になったままでも手を伸ばしやすい高さを設定すると利便性が高まります。

具体的な寸法は、配置する家具の高さに合わせて決定します。ソファの肘掛け、ベッドのマットレス、キッチンカウンターの天板など、実際に設置する家具のサイズをあらかじめ設計士へ伝えておくことが大切です。標準的な高さでそのまま採用してしまうと、家具と干渉してしまう恐れがあります。

回路によって使える電力の上限が決まる

経済産業省の「電気設備の技術基準の解釈の解説」によると、定格電圧125ボルトのコンセントにおける定格電流は15アンペアと20アンペアの2種類と定められています。同資料によると、一般的な家庭用電気機器のプラグ接続における定格電流は15アンペア以下であり、15アンペア以下のヒューズまたは20アンペア以下の配線用遮断器によって保護されていると明記されています。

100ボルト・20アンペアの回路の場合、計算上使用できる機器の合計電力の上限は2,000ワットとなります。電子レンジ、トースター、電気ケトルなどは単体で1,000ワット以上消費する製品が多く、同時に使用すると上限を容易に超えてしまいます。

そのため、消費電力が大きい機器については回路を分けて配線することが重要です。どの差し口がどの回路に接続されるかは図面上で決まるため、高出力の機器が集中するキッチンなどは、回路の分割方法まで事前にしっかりと確認しておきましょう。

後から増やしにくいことを前提にする

入居後にコンセントを増設する場合、壁や天井の一部を切り開いて配線を通す工事が必要になります。仕上げ材の補修作業なども発生するため、新築時にあらかじめ設置しておく場合と比べて大幅に大がかりな工事となります。

したがって、設置すべきか迷った場所にはあらかじめ設けておく方が、結果としてコストや手間の面で有利になります。使わない差し口があっても実害はありませんが、足りない差し口は日常的な不便につながります。

すぐには使用しないものの、将来的に使う可能性がある場所には、あらかじめ空配管を通しておく方法も有効です。壁の中に配線用の管が用意されていれば、後から配線を引き込む際の工事を最小限に抑えられます。設計段階でぜひ希望を伝えてみてください。

部屋ごとのコンセントの配置は変えたほうがいい?

ここからは部屋別に、どのような機器の利用を想定して配置すべきかを解説します。必要な口数の目安は、ご家族の構成や手持ちの家電によって変化します。

玄関と廊下

玄関は一見すると電源の用途が少ないように思われがちですが、センサーライト、電動アシスト自転車のバッテリー充電、季節の飾り付け用照明など、意外と使う機会が多い場所です。

廊下には、掃除機をかける際の差し替えの手間を減らすため、途中に1か所配置しておくと掃除の動線がスムーズになります。特に長めの廊下では、中央付近に1か所あるだけでも使い勝手が大きく向上します。

玄関の外側にもコンセントを配置しておくと、防犯カメラやインターホンの増設、高圧洗浄機の使用時などに重宝します。屋外に設置する際の注意点については後述します。

リビングダイニング

リビングダイニングは、家族全員の電気機器が集まるうえ、模様替えなどで家具の配置が変わりやすい空間です。1か所に集中させず、複数の壁面に分散させて配置することがポイントです。

配置場所想定する機器高さの考え方
テレビを置く壁面テレビ、録画機器、ゲーム機、サウンドバー壁掛けなら本体の背面、台に置くなら台の高さより下
ソファの横スマートフォンの充電、フロアライト肘掛けより少し高い位置
ダイニングテーブルの近くホットプレート、ノートパソコンテーブルの天板より少し上
部屋の隅掃除機、空気清浄機、加湿器幅木のすぐ上

テレビ周辺は、特に多くの機器が集中するエリアです。ここには差し口を多めに確保し、アンテナ端子やLAN端子も同じ場所に集約しておくと、配線をすっきりと整理できます。

ダイニングテーブルの配置は、将来的に変更される可能性があります。テーブル脇の壁面だけでなく、対面する壁側にも1か所配置しておくと、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。

キッチン

キッチンは、使用する機器の数と消費電力の双方が大きいエリアです。必要となる数の確保はもちろんのこと、回路の分け方についても慎重に検討する必要があります。

背面カウンターには、調理家電を並べて使うことを前提に複数の差し口をまとめて配置します。天板より少し高い位置に設けることで、機器を置いたままスムーズに接続できます。

冷蔵庫用には、設置場所の背面上部にアース付きコンセントを1か所配置します。食器洗い乾燥機やオーブンレンジを組み込む場合は、機器ごとに独立した専用回路を設けます。キッチン全体の計画については、使いやすいキッチンのレイアウトを解説した記事とあわせて確認することで、作業動線と電源位置を同時に最適化できます。

パントリーを設ける場合も、小型冷蔵庫や精米機などを置く可能性を考慮して1か所配線しておくと、将来的な活用の幅が広がります。パントリーの収納計画に関しては、パントリーの広さと使い方をまとめた記事で詳しく解説しています。

洗面所と浴室まわり

洗面台の鏡横には、ドライヤーやヘアアイロンを使いやすい高さで差し口を配置します。電動歯ブラシやシェーバーの充電器を常時置く場合は、その分のスペースと電源も考慮しておきましょう。

洗濯機用にはアース付きコンセントが必要です。衣類乾燥機を独立して設置する場合は、機器ごとに回路を分割して配線します。

水がかかる恐れのある場所には、防滴・防水性能を備えた配線器具を選定します。洗面まわりは水はねが発生しやすいため、設置位置や適切な器具の種類について施工会社へ事前に相談してください。

寝室と子ども部屋

寝室のコンセント位置は、ベッドの配置によって決まります。枕元の両サイドに、横になった状態でも手が届く高さで設置するのが基本です。

片側のみに配置してしまうと、ベッドの向きを変更した際に使用しづらくなります。左右双方に用意しておくことで、将来の模様替えにも柔軟に対応可能です。

子ども部屋は、成長とともに使い方が変化します。デスクを置く予定の壁面には、天板より高い位置にもコンセントを配置しておくと、PCや学習用機器を使う時期に重宝します。将来的に1部屋を2つに仕切る計画がある場合は、分割後もそれぞれの部屋で完結する配置にしておくことが重要です。

トイレと収納

トイレでは、温水洗浄便座を使用するための電源が必要になります。便器の背面や側面の目立ちにくい位置に配置し、コードが露出せず掃除の妨げにならない高さに設定します。

収納内部のコンセントは見落とされがちですが、設置しておくと用途が大きく広がります。ウォークインクローゼット内での除湿機使用や、階段下収納でのルーター設置・コードレス掃除機の充電などに便利です。

Wi-Fiルーターなどの通信機器を収納内部に設置する場合は、扉を閉めた状態で電波強度が低下しないか事前に確認しておくことをおすすめします。

コンセントの配置は家具と機器に合わせるのがポイント

コンセントの配置を決めた後に家具を購入すると、せっかく設けた差し口が家具で塞がってしまうことがあります。家具の配置を先に決めることで、このような失敗を防ぐことができます。

家具の実寸を図面に書き込む

間取り図に配置予定の家具を実寸で書き込み、そこにコンセント位置を重ねて確認しましょう。この手順を踏むだけで、家具によって隠れてしまう位置をあらかじめ把握できます。

ソファやベッドのように背の低い家具であれば、家具の天板や背面より高い位置に配置することで解決できます。一方、大型の本棚やキャビネットのように壁面を広く覆う家具の背面は、最初から配置を避けるのが確実です。

家具は将来的に買い替える可能性があります。1箇所の壁面に偏らせず、複数の壁面に分散させておけば、レイアウト変更後も利用できる差し口を残せます。

テレビまわりの配線

壁掛けテレビを採用する場合、テレビ本体の背面に隠れる位置へコンセントを配置します。同じ場所にアンテナ端子とLAN端子を集約させることで、露出するケーブルをなくしすっきりと仕上がります。

テレビボードを使用する場合は、背板の配線穴を通してコードをつなぐ構造にすることで、正面からの見た目を美しく保てます。ボードの高さより低い位置にコンセントを設けるのが基本的な配置となります。

AV機器間の接続ケーブルを壁体内に隠したい場合は、新築時に配線用管を埋設しておく必要があります。どの機器をどの位置に置くか、事前に計画を提示しておきましょう。

在宅で仕事をする場所

デスク環境では、PC、モニター、デスクライト、充電器、周辺機器など、想定以上に多くの電源が必要となります。デスク天板の高さに合わせて、複数の差し口をまとめて配置しておくと便利です。

大型のACアダプターは幅を取るため、横並びのコンセントでは隣の差し口を塞いでしまうことがあります。縦向きの配置を採用することで、大きめのアダプターを接続しても隣の差し口を有効活用できます。

安定した有線LAN接続を行いたい場合は、LAN端子も同じ場所に設置します。無線LANを中心に利用する場合は、親機からの電波の届きやすさを確認し、必要に応じて中継機用のコンセントを廊下や部屋の入り口付近に確保しておきます。

タップに頼らない計画にする

差し口の数が不足すると、電源タップや延長コードで対応せざるを得なくなります。これは見た目を損なうだけでなく、埃が溜まりやすくなったり、配線がつまずきや事故の原因になったりします。

製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2019年度から2023年度までの5年間に報告された配線器具事故は153件に上り、調査完了済みの事案のうち約4割が誤った使い方や不適切な設置状況によるものでした。清掃不足による埃の堆積などが起因となった事故も発生しています。

電源タップの使用を完全にゼロにすることは難しいものの、家電が集中する場所のコンセントを増やしておくことで依存度を大幅に下げられます。同機構では、プラグとコンセント・タップの間に隙間ができないようしっかりと接続すること、ならびに定期的に清掃を行って埃を取り除くことを強く推奨しています。

屋外と大電力の機器のためのコンセント配置を考えよう

屋外用や高出力機器用の電源は、室内用とは異なる条件が求められます。後からの施工が困難なため、建築段階でしっかりと見極めることが大切です。

屋外に配置する場合

屋外のコンセントには、雨水の浸入を防ぐ防水性能を備えた器具を選定します。設置にあたっては、軒下など直接雨がかかりにくい場所を選ぶことが望ましいです。

玄関周りに1か所配置しておくと、防犯カメラ、センサーライト、高圧洗浄機などの使用に役立ちます。また、庭やテラスに面した位置にも設けることで、屋外作業や照明演出の際にも大変便利です。

使用していない時は保護カバーを閉じる習慣をつけましょう。埃や湿気が溜まると、屋内よりも漏電や火災などのリスクが高まります。

専用の回路が要るもの

消費電力が非常に大きい機器に対しては、分電盤から単独で配線する専用回路(専用コンセント)を用意します。一般回路と共用してしまうと、同時使用時にブレーカーが落ちやすくなります。

  • エアコン(設置する部屋ごと)
  • IHクッキングヒーター
  • 電気オーブンや食器洗い機
  • ヒートポンプ給湯機
  • 床暖房
  • 電気自動車の充電設備

これらの機器は、建築後に回路を追加しようとすると分電盤からの改修工事が必要になります。将来的に追加導入する可能性のある設備についても、事前に対策を講じておくことが推奨されます。

電気自動車(EV/PHEV)の充電用コンセントを検討している場合は、駐車位置と分電盤の距離関係も事前にチェックしましょう。距離が長くなるほど配線工事の費用や規模が大きくなります。

電力の契約容量

コンセントや回路の数を増やすと、同時に使用できる電力の総量も増加します。ご家庭の契約アンペア数が不足していると、ブレーカーが頻繁に落ちはじめる原因になります。

適切な契約容量は、同時に使用する主要家電のW(ワット)数によって決定します。設計段階で日常使う家電の情報を伝え、試算を依頼しておくと安心です。

太陽光発電システムや蓄電池を導入する場合は、それらに伴う配線計画も同時に組み込みます。停電時にどの回路へ電力供給できるようにするかという特定負荷・全負荷の選択もあるため、初期の設計段階で相談を進めるのがスムーズです。詳細な考え方については、家庭用太陽光発電と蓄電池による停電対策をまとめた記事も併せてご参照ください。

設計士に伝えること

打合せ時に伝える情報を整理しておくことで、設計士からの提案内容の精度が格段に向上します。あらかじめ以下のポイントをまとめておきましょう。

  • 部屋ごとに使う機器の一覧と、常時つなぐか使うときだけ差すかの区別
  • 置く予定の家具の実寸と配置
  • アース付きや屋外用など、特別な仕様が必要な場所
  • 専用の回路が必要な機器と、将来導入する可能性のある機器
  • 通信機器の置き場所と、有線で接続したい場所
  • 配管だけ通しておきたい場所

コンセントの配置図が出来上がったら、実際の生活動線をイメージしながら部屋ごとに歩くように確認してみましょう。起床から就寝までの日常の動きを再現してみることで、配置の漏れや不足を効率的に見つけることができます。家づくりの仕様決定全般に関しては、注文住宅のオプションの選び方をまとめた記事も大変参考になります。

ヤマダホームズでは、間取りのご提案と併せて、生活に即した設備・電気計画のご相談も承っております。実際の住空間や設備を確認できるモデルハウスを全国に展開しておりますので、ぜひお気軽にご来場ください。詳細は以下の公式サイトよりご確認いただけます。

よくある質問

コンセントは何個くらい付ければよいですか

全戸共通の最適な個数というものは存在しません。必要な個数は、使用する家電の数や設置場所によって異なるためです。部屋ごとに使用する機器を洗い出し、「常時接続するもの」と「一時的に接続するもの」に分別したうえで数量を算出してください。整理した機器の数に対してコンセント数が下回っている場所が、将来的な不足ポイントとなります。

入居後にコンセントを増やすことはできますか

増設自体は可能ですが、壁や天井を開口して配線を通し、クロスなどの仕上げ材を復元する本格的な工事となります。新築時に1か所追加する工事と比べ、費用や手間の規模が非常に大きくなります。将来的に使う可能性のある場所には、あらかじめ空配管を埋設しておくことで、後年の施工費用や手間の負担を軽減できます。

一つの回路にどのくらいつなげますか

接続できる容量は回路の仕様によって決定されます。経済産業省の「電気設備の技術基準の解釈の解説」によると、定格電圧125Vコンセントの定格電流は15Aおよび20Aの2種類であり、一般家電のプラグ接続は15A以下、それを20A以下の配線用遮断器で保護する構成が一般的とされています。100V・20A回路であれば、接続機器の合計消費電力は計算上最大2,000Wとなります。電子レンジやトースター等は1台で1,000Wを超えるものが多いため、高出力機器は同一回路に集中させず分散して配線する必要があります。

電源タップで補うのは問題ありますか

製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2019〜2023年度の5年間で報告された配線器具事故は153件あり、要因の約4割が誤った使い方や不適切な設置によるものでした。埃の堆積によるトラッキング火災等も報告されています。使用する場合は、プラグを隙間なく奥までしっかり挿入し、定期的に清掃を行ってください。建築時に機器使用場所に十分な差し口を確保しておくことで、電源タップへの依存度を抑え、安全性を向上させることができます。

電気自動車の充電設備は後から付けられますか

後からの設置も可能ですが、分電盤から駐車スペースまでの専用配線工事が必要となります。配線距離が長くなるほど工事費用が増加します。現時点で導入しない場合でも、将来的な設置可能性があるならば、新築時に配線用管(空配管)だけでも埋設しておくことで、将来の施工コストを低減できます。

小さな子どもがいる場合に気をつけることはありますか

お子様の手が届く位置のコンセントには、未使用時に挿入口が自動で塞がるシャッター付きコンセントを採用する防止策があります。あわせて、コードが床上を横切らない配線計画にすることで、足のひっかかりや機器の落下事故を未然に防げます。十分なコンセント数を計画段階で確保しておくことが、安全な住環境づくりにつながります。

まとめ

コンセントの配置は、あとから増やすのが難しいため、新築の設計段階でしっかり計画しておくことが大切です。まずは部屋ごとに使う機器を書き出し、用途に合わせた高さや位置を検討することで、使いやすい配置が見えてきます。

また、家具の配置を先に決めておけば差し口が塞がる失敗を防げるほか、消費電力の大きい機器には専用回路を用意するなど、安全面への配慮も欠かせません。将来の暮らしの変化も見据えながら設計士と相談し、毎日快適に使えるコンセント計画を立てましょう。

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