大阪府 M様邸
和とモダンが美しく調和した住まい
住まいの中心は2階の大きなアイランドキッチン。「ここに立っていれば、階段を上がってきた人を出迎えられるし、階下の気配も分かります」と奥さまのお気に入り。バルコニー越しには素晴らしい眺望も楽しむことができます。家電製品のスイッチ部など、見せたくないものはすべて収納内に隠し、壁紙やキッチンパネル、ガスコンロ、スイッチプレートの色・デザインにこだわって、シックで落ち着いた空間をつくりあげています。
建築地: 大阪府
延床面積: 124.41㎡(37.63坪)
市街地から遠くの山並みまでを一望できる恵まれた眺望を活かすため、リビングを2階につくって大きな窓を設け、LDKのどこにいても、開放感のある眺めを楽しめるようにしました。使う色や素材を厳選し、すっきりとしたシンプルモダンな空間をつくりあげた一方、1階は憧れの古民家風を追求。室内の廊下は洗い出し仕上げにして通り土間のようにし、和室の床は一段高くして離れのような趣に。ひとつひとつの建材にもこだわり、床や壁紙、外壁材まで実物サンプルで確認。大きな窓のあるモダンな2階と古民家風の1階が、美しく調和したこだわりの住まいです。
恵まれた眺望を活かすためにリビングを2階にし、大きな窓からバルコニーをフラットにつなげて、さらなる広がりを演出。リビングは、本来天井裏になる部分まで室内に取り込んで斜め天井にし、広がりを感じる設計に。実際の面積以上に、開放感いっぱいの広々とした空間となっています。
キッチンカウンターの横にスタディコーナーをつくり、ご主人の書斎に。プリンターなどの機器類は引き出しの中にすっぽり収め、配線も一切見せずにすっきり。リモートワークが増えてから、この空間のありがたみが増しているそうです。
展示場で気に入った古民家風モデルハウスの意匠を、できる限り取り入れた1階。上がり框も廊下も洗い出し土間にして一体感を出し、廊下を通り土間のように仕上げました。離れのような佇まいを出すために、和室は床を一段高くしている。来客時には縁側のように使うことも。和室から、玄関ホールの大きな窓越しに坪庭を眺めることができる。坪庭にはもみじを植え、四季折々異なる表情を楽しむことができます。
モデルハウスのデザインをほぼそのまま取り入れた個性的で存在感のある外観