奈良県 U様邸
リビングを中心につながる温かな暮らし
吹き抜けのあるリビングが、上下階の全ての空間につながり、いつも家族の気配を感じながら過ごすことができます。空間をつなぐスタイリッシュな黒アイアンのスケルトン階段も、こだわりの一つ。アクセントにもなり、広さを感じさせてくれます。テレビ背部のアクセントウォールが、空間に落ち着きをプラスしています。
建築地: 奈良県
延床面積: 121.64㎡(36.79坪)
以前のお住まいでもご友人を招待してバーベキューパーティーなどを開く機会が多かったご夫婦が特に重視されたのは、ご友人が気兼ねなく我が家に集い、皆に楽しんでもらえる空間であること。そして、どこにいても家族の気配が感じられ、なおかつプライバシーもしっかり確保することでした。この2点を、リビングを中心に空間と動線がつながる設計で実現しました。
吹き抜けの高さを生かしたハイサイドガラスから、自然光がたっぷり差し込む空間。ライフスタイルの違う二世帯同居でも、リビングが上下階すべての空間につながることで住まいの中心として機能しています。
庭を眺めながら調理できる、明るいキッチン。収納スペースを低く設けたことで、広さを印象づけています。熱や傷を気にせず使えるセラミックトップを採用しました。
2階のセカンドリビングはご夫婦一番のお気に入り。昼間はお子さまと一緒に、ご両親の就寝後は二人で映画を見たりワインを飲んだりして寛いでいるそうです。
黒い杉板を張り巡らせたような質感が、端正なテイストの中にも温もりを感じさせる外観。建物はL字型に配され、東と南の2方向から光を取り込めるようになっています。