品質と性能にこだわる「木の住まい」SxLシグマ。
木の住まいは、すべて同じか。
基準をクリアすれば一定の品質と性能を確保できるように、最低限守られるべき具体的な基準が設けられた「建築基準法」。
私たちは、生命と財産を守るという住宅の役割を果たすために、研究を重ね実験データを積み上げ、独自の木質パネル一体構法で木の住まいの強度を飛躍的に高め、国の基準を上回る品質と性能をSxL構法として確立しています。
事実、60年以上地震による全・半壊ゼロ。
創業以来、地震で倒壊した住まいはありません。
巨大地震発生のリスクが高い日本で、安心・安全に暮らせる住まい。
日本は世界でも地震の発生が多い国。4つのプレートの境界付近に位置しており活断層も多いため、昔からたびたび震災に見舞われてきました。 安心・安全な暮らしのために、巨大地震に耐える強い住まいは必須です。 創業当初から住まいづくりの五大目標のひとつとして「強い住まい」を掲げ、たくさんの住まいづくりを行ってきましたが、地震で倒壊した住まいはゼロ。 阪神・淡路大震災や東日本大震災でも全壊・半壊はありませんでした。
※地盤に起因する被害、地震に伴う津波や火災は除く
人と暮らしを守る耐震性
阪神・淡路大震災を上回る地震波による連続加振実験でも
高い耐震性を実証。
■1198ガル・2階床応答加速度1883ガルという巨大地震にも耐える性能を発揮しました。
振動台の上に実際に住まいを建てて地震の揺れを再現する実大振動台実験で、住まいの耐震性を検証しました。 その結果、阪神・淡路大震災と同レベルの地震波はもちろん、それを上回る最大速度100カイン・最大加速度1198ガル(2階床応答加速度1883ガル)という巨大地震にも耐える優れた耐震性を発揮。 壁の変形量も極めて小さいものでした。
制震性を発揮する、木質接着パネルのねばり強さ。
地震の荷重で建物が変形するのを防ぐのが、構造躯体の壁に使われている木質接着パネルです。
地震時にかかる荷重を面全体で分散させるため変形が少なく、荷重を解放すると自律復元。 高剛性とねばり強さで、巨大地震から暮らしを守ります。
六面を一体化したモノコック構造
木質接着パネルの壁と床でつくる「モノコック構造」で
強度と設計自由度を兼ね備えた、SxL構法。
■一体化された構造が、荷重を全体で受け止めます。
SxLシグマが地震や台風に強い理由は、独自開発の「SxL構法」にあります。高強度・高精度の木質接着パネルを使い、四面の壁と1・2階の床(ダイヤフラム水平構面)を一体化させることで、建物全体で強固な六面体のモノコック構造を形成。 六面全体で応力を分散するため、水平・垂直・ねじれの力も建物全体でバランスよく受け止めることができ、衝撃を速やかに基礎から地盤へと逃がします。
設計倍率4.7倍の壁が高い設計自由度を実現。
壁倍率は、耐力壁の強度を示す数値です。 SxL構法の壁倍率は4.7で、一般的な在来木造構法の1.5の3倍以上。建物を同じ強度で設計するなら1/3の壁枚数で実現できる計算です。 建物を支えるために必要な壁が少ないため、空間を大きく使うプランも可能。暮らしの変化に合わせたプラン変更もスムーズです。
高強度な木質接着パネル
「強度」と「制震性」を備えた木質接着パネルは1枚で9.6tを支える。
■垂直、水平の荷重試験で、木質接着パネルの強度を測定。
柱・梁・筋交いという「線」で構成される在来木造構法や、桟材と合板を釘という「点」で止めるツーバイフォー構法と異なり、木質接着パネルは枠材と合板を接着一体化した「面」を形成。縦横からの荷重を面全体で受け止めるため、強い耐力を発揮します。 垂直の負荷をかける「偏心圧縮試験」では、1枚のパネルで最大9.6tの力に耐えることが実証。 横からの荷重に対する実験では、釘打ちパネルの約1.3倍もの強度が確認されました。
木の強さを高める、含水率19%を徹底。
木材は含水率が高くなるほど強度が低下し腐朽菌が繁殖するもの。 強度と耐久性を高めるために、構造材の含水率19%以下を徹底しています。
マイクロ波透過式含水計で含水率を再チェック。
■木材の強度と含水率の関係
腐朽菌は4つの条件のうち、どのひとつが欠けても生育しません。 そこで、その中で特に水分についての対策を徹底することで、木の耐久性を高めています。
■変形量わずか2.45cm。水平荷重に対する強さは、釘打ちパネルの1.3倍
■高圧力と高温でプレスする接着で、100年相当の耐用年数。
接着効果を高めるために表面処理した枠材と合板に、耐用年数100年相当の水性イソシアネート系接着剤を塗布。 さらに1㎡あたり70tの高圧力と100℃の高温(ホットプレスの場合)で90秒間プレスして、高強度の木質接着パネルをつくります。
品質管理優良工場で、邸別に一貫生産
■木を活かす住まいづくりは自然を守り育てる住まいづくり。
木は、環境を守る建築素材です。地球に優しい天然資源であり、大量の二酸化炭素を吸着して成長するため地球温暖化抑制にも貢献しています。 また木材の源となる豊かな森林は、さまざまな野生生物の棲み処でもあります。 私たちは世界有数の木材メーカー・ウェア―ハウザー社と提携し、広大な森林を計画的に育成・管理。 森林サイクルに則って、緑豊かな環境を維持しながら高品質の木材を生産しています。
設計どおりの強度と施工品質を得るために厳しい品質管理のもと一貫生産される木質接着パネル。
■JAS基準以上の厳しい検査で部材を生産。
厳しい品質管理下で輸入された木材は、ISO認証取得の品質管理優良工場で全品検査を行います。 中でも壁パネルの枠材に使用する木材は、非破壊検査を含む15項目をチェック。 JAS規格を上回る厳しい検査規定を設け、精密機械や高いスキルを持つ検査員など二重三重の検査を経て高品質材のみを厳選します。 パネルに加工する工程では、幅・高さ1㎜以下、対角誤差4㎜以下の寸法精度を実現。現場では組み立てるだけで精度の高い建物を施工することができます。
住まいを支える高安定地盤基礎
沈みにくさ3.7倍。
地盤に直接作用するMS基礎工法〈高安定地盤基礎〉。
■地中壁が地盤を安定させて、不同沈下を抑制。
地盤には建物の荷重から逃れようとする力が働いており、これによって地盤が変形すると不同沈下が起こります。 MS基礎工法は、地盤改良材を混入した土で建物の下に地中壁を形成し、地盤を変形しにくくする方法。 地中壁がない場合に比べると、地盤の変形に対する抵抗力は約3.7倍で、建物の不同沈下を抑制します。
■地震力を基礎全体で分散するため、変形に強い。
戸建て住宅では柱状改良工法が一般的ですが、地震による力が特定の柱状改良体に集中するリスクがあります。 MS基礎工法では、地中壁を格子状に構築して地震による負荷を連続した地中壁に効率的に分散するため、地震による基礎の変形を効果的に防ぎます。
基礎と建物を一体化するMS基礎工法
■基礎と建物を一体化して強度を高め、特許:VFパッキンが耐久性を高める壁内換気を実現。
地盤改良材を混入して地中壁(スタビライザー)を格子状に構築。基礎部分には鉄筋を交互に配筋してコンクリートを打設した耐圧盤をつくり、地中壁と耐圧盤の相乗効果で地盤を安定させます。 その上に、鉄筋コンクリート造の基礎を構築。 換気口がなくても通気性を確保する特許:VFパッキンや高強度のLVL土台をアンカーBボルトでしっかりと固定。基礎と建物を一体化して高強度・高耐久の住まいをつくります。
■入念な調査を行って報告書を作成。軟弱地盤には最適な地盤改良工事を。
耐震性に優れた住まいづくりに地盤調査は不可欠です。 スウェーデン式のサウンディング試験機を用いて地盤の硬軟や締まり具合を徹底調査し、軟弱地盤の場合には最適な地盤改良工事をご提案します。
■ベタ基礎や布基礎なども検討し地盤に合った基礎形状をご提案。
基礎全体で建物を支えるベタ基礎は、軟弱地盤でも建物の荷重や地震による負荷に耐える強さを発揮します。 一方、地盤が強固な場合によく使われるのが布基礎。部分的に基礎の深さや大きさを変えられるため、地盤の状態に合わせて柔軟に対応できます。
木質系で最高水準の防・耐火構造
燃焼試験で実証された「火に強い木」。
■着火から5分で鉄骨の強度が低下し曲がったのに対し、木材は強度を保ったままでした。
200㎏の荷重に耐える断面積の木製梁と鉄骨梁を、同じ火力のガスバーナーで燃焼させる実験。 着火から5分で鉄骨は強度が低下して曲がったのに対して、木材は表面が炭化するだけで強度は保ったままでした。 万一の火災の場合、木の住まいは鉄骨よりも倒壊しにくく、消防の救助活動までに時間を稼ぐことができるのです。
1200℃に達する火災時の燃焼温度。火元から3m離れた隣家が受ける温度は840℃。
■さまざまな防・耐火実験を繰り返し、性能を向上させています。
防火サイディングや防火認定のモルタル壁、不燃材のせっこうボードなど、万全の防火対策で木質系では最高水準の防・耐火性能を実現。 延焼実大実験では、在来構法の住まいが延焼したのに対して、SxL構法の住まいは外壁のひび割れもなく屋内の温度もほぼ一定という結果に。 屋内で発生した火災でも15分にわたって延焼を防ぎました。
火災を想定し、上から荷重をかけたうえで燃えぬきや座屈に耐えられるかを検証。 標準の壁厚のままで新断熱素材を用いた防火実験に成功しました。