Case.79
新旧の対話
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新旧の対話
敷地は閑静な住宅地の一角。外は古家を包み込むような美しい生垣と、内には永年育まれた緑溢れ手の行き届いた庭園が残されていた。クライアントのご夫婦はこの敷地に永年想い入れがあり、建て替えに際しては既存のものを出来るだけ活かすことを希望されていました。
ゾーニングに際しては既存の門塀やアプローチ、そして掘り込みガレージ部分の余白を出来るだけ活かしたアプローチ計画とし、石積と生垣を景観に取り込みながら動線の中で機能的にも結びつくよう計画しました。LDKは玄関との間の建具を開放することで一体となり、窓越しに見える庭園や生垣が新しい空間を引き立てるように広がり、面積以上に明るく開放的な空間が実現しました。
暮らしのなかで、ふとした時にどこか懐かしい記憶が蘇り、また子どもや孫の新しい世代とともに継承され、そして永く愛される住まいとなることを願っている。
Data
所在地 | 大阪府 |
---|---|
竣工 | 2019年 |
延床面積 | 150.70㎡ |
構造 | 木造2階建て |
Designers
新旧の対話
Data
所在地 | 大阪府 |
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竣工 | 2019年 |
延床面積 | 150.70㎡ |
構造 | 木造2階建て |