

Case.105
つながりのデザイン
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つながりのデザイン

























幼い頃から暮らし、慣れ親しんだ母屋の建て替え計画である。
敷地は北東2方道路に大きく面しており、東側道路は特に一日を通して多くの人が行き交う。
住宅やマンションが建ち並ぶ住宅街にあり、周囲からの視線を遮りつつも開放的に暮らせる空間を目指した。
まず、建物は北西側に寄せることで視界が広く抜けている東側をテラスとし、通行人の視線を遮る壁を設けた。
プライバシーが確保されたテラスに向かいLDKや居室を配置し、内と外を心地よく繋げている。
また、テラスを介し家族の気配を感じるだけでなく、どこにいても建築で切り取られた空を眺めることができる。
LDKは西側にもライトコートを設けることで、南側に開口がなくとも一日中明るい空間を確保した。
想い出が詰まった母屋の庭にあった巨石は居場所を移し、前庭やテラスで面影を残す。
腰を掛けることもできるようシンボルツリーの木陰に配置し、家族の暮らしに溶け込むよう考慮した。
この場所に家族や友人達が集い、住まいの記憶が次世代に繋がっていくことを切に願う。
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