桜並木の家の写真
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Case.21

桜並木の家

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夫婦とペットのための家である。六甲山系の南側斜面に位置するこの敷地の向かいには、地元で有名な枝垂れ桜の並木が広がっており、桜の季節には車を止めて写真を撮る人たちが散見される。一方で、敷地がバス通りでもある三叉路の交差点に面しており、交通量も多く騒音と視線が気になるところであった。
前面道路は勾配がきつく、道路の高さに合わせて北側ゾーンと南側ゾーンの床の高さをずらして階段で繋ぐ構成とした。南側ゾーンを3階建てとし、中庭を挟んだ北側ゾーンはその中間階とするスキップフロアの手法をとった。スキップフロアとすることで、場所により少しずつレベルを変えて中庭を見ることができ、中庭を介し夫婦がお互いの場所を確認できるようになっている。
最近は外に対し完全に閉じている家が多いが、外に閉じすぎると住人の顔もわからない。東北の震災で絆や地域との繋がりの大切さを改めて感じた。
リビングには道路に面し大きな開口を設け、桜の開花時期には淡いピンク色に染まった並木が一望できるようになっているが、道路からの視線は内側のバーチカルブラインドで柔らかく遮れるようにしている。また、階段を使い各ゾーンに移動する際も外部から住人の動きが見えることで、外に閉じすぎないように配慮した。

Data

所在地 兵庫県
竣工 2014年
延床面積 243.22㎡(73.57坪)
構造 GA構法

Designers

中村 晃の写真

一級建築士

Akira Nakamura

桜並木の家

Data

所在地 兵庫県
竣工 2014年
延床面積 243.22㎡(73.57坪)
構造 GA構法

Designers

中村 晃の写真

一級建築士

Akira Nakamura