場を活かすの写真
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Case.22

場を活かす

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閑静な住宅地の一角にあるこの敷地は3方を道路に囲まれており、南側道路は生活道路となっている。
また、その道路を挟んだ南西側には大きなマンションが建っており、通行人やマンションからの視線をどう遮るかが重要なポイントとなった。
そこで、建物の配置を道路側に張り出し、内側に中庭を設けるともに、LDKを敷地の西側に配置することで、東面を全面開口とした。南側に開口部を設けないことで、マンションからの視線を気にする必要もなく、かつ中庭に入る間接光により、一日中明るい住空間が確保できている。
個室ゾーンは2階北側に配置しているが、北側にバルコニーを設けることで、同様にバルコニーからの間接光により十分な明るさを確保した。また、LDKと個室、スタディールームとは中庭を介し程良い距離を保つことで、どこにいても家族の気配が感じられるようになっている。
南側道路面に関しては完全には閉じず、適度に内外の気配が窺い知れる隙間を設けるとともに、建物の高さを抑え道路との高低差を緩やかな法面処理にすることで、閉鎖感や威圧感を緩和させた。
視線を気にせず遊べる中庭が、空間のみならず家族をつなぐ憩いの場になればと願っている。

Data

所在地 静岡県
竣工 2015年
延床面積 223.47㎡(67.59坪)
構造 GA構法

Designers

中村 晃の写真

一級建築士

Akira Nakamura

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Data

所在地 静岡県
竣工 2015年
延床面積 223.47㎡(67.59坪)
構造 GA構法

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Akira Nakamura