Case.39
五つ庭の家
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五つ庭の家
初めてこの地を訪れた時、道路に沿って抜ける公園の緑と、隣家を越えて見える山並みに敷地のポテンシャルを感じた。地盤レベルだとわずかしか見えない山並みも、2階であれば望むことができる。
こういった敷地の特性から、2階のLDKが決定した。
この住宅は眺望のほかに、大小5つの庭をもつ。小堀住研では、自然をより身近に感じられるよう、できるだけ緑を取り込むように心掛けている。今回は建ぺい率40%と厳しく、自ずと敷地に余白が生まれる。この条件を活かすべく、5つの庭をつくることとなった。「水の庭」「傾斜の庭」「雑木の庭」「和の庭」 各々個性のある庭が、様々な場所から変化に富んだ豊かな表情を見せてくれる。 また、シンボルツリーは2階まで顔を出し、借景と重なり、情景に奥行をもたらしてくれる。
Data
所在地 | 奈良県 |
---|---|
竣工 | 2010年 |
延床面積 | 208.93㎡(63.20坪) |
構造 | 木造2階建て |
Designers
五つ庭の家
Data
所在地 | 奈良県 |
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竣工 | 2010年 |
延床面積 | 208.93㎡(63.20坪) |
構造 | 木造2階建て |