むくの木ホール

この敷地は築200年以上の母屋と共に、大きな長屋門の表には樹齢も定かでない市の天然記念物に指定された椋の木がある。歴史ある建造物を残しつつ、その敷地の一角にオーナー様の趣味としての音楽ホールを計画した。
一般的には音響や防音のことを考え、窓のないホールになるが、オーナー様の希望で庭の緑を楽しめる「ガラス貼りの音楽ホール」がコンセプトになり、オーナー様の知人である音響のプロの方の指導を仰いだ。
音楽ホールを建てるとともに、母屋も改装しレストランとして新たな息吹が芽生え、この地域の活性化に繋がっている。