25坪の平屋はどのくらいの広さ?間取り実例6選とメリット・デメリット、費用の目安

平屋を検討していると、25坪という数字をよく目にします。「夫婦2人なら十分」という声もあれば「子どもがいると狭い」という声もあり、自分たちに合う広さなのか判断に迷うこともあるでしょう。

この記事では、25坪という広さを平方メートルや畳数に換算し、注文住宅全体の中でどのくらいの位置づけになるかを解説します。あわせて、狭さを感じさせない空間配分の考え方、2LDK・3LDKそれぞれの間取りの組み立て方、費用や必要な敷地面積の目安についても整理していきます。

この記事でわかること
  • 25坪は約82.6平方メートルで、畳数に直すとおよそ50畳にあたる
  • 注文住宅の住宅面積は中央値111.4平方メートルで、85平方メートル未満は全体の約13%にあたる
  • 平屋は廊下と階段が減る分を居室に回せるため、同じ坪数の2階建てより使える面積が広くなりやすい
  • 25坪なら2LDKは余裕をもって、3LDKは各室を絞り込めば成立する
  • 平屋は基礎と屋根の面積が増えるため、同じ延床面積の2階建てより1平方メートルあたりの費用は上がりやすい
  • 建ぺい率50%の土地なら、25坪の平屋には50坪前後の敷地が必要になる
  • 25坪の平屋は、暮らしが1つの階で完結し冷暖房や掃除の手間を抑えやすい一方、広い敷地が必要で、家の中心の明るさや収納の置き場所に工夫が要る
  • ヤマダホームズで建てた延床20.1坪から32.5坪の平屋6件の実例を、写真と間取り図で紹介

※この記事に掲載されている価格は、2026年までの相場を参考にしています。昨今の物価高騰に伴い、価格は随時変動する可能性がございます。最新の詳細な価格につきましては、必ず直接店舗までお問い合わせください。

監修者情報

株式会社ヤマダホームズ
スマチエ編集部

これから家を建てたり、購入を検討している方たちは、どんなことを思い、なにを重視しているのでしょうか。ヤマダホームズがまとめた皆様の声や家づくり調査をご紹介します。

目次

25坪はどのくらいの広さ?

「坪」という単位は普段の生活であまり使わないため、広さのイメージが湧きにくいかもしれません。まずは他の単位に置き換えて確認してみましょう。

平方メートルと畳数に置き換える

1坪は約3.31平方メートルですので、25坪はおよそ82.6平方メートルにあたります。1坪は畳2枚分にあたるため、畳数に直すとおよそ50畳です。

ただし、これは壁の厚みや廊下、収納、トイレ・浴室なども含めた「延床面積」の数字です。実際に居室として使える面積はこれより小さくなります。暮らしやすさの感覚をつかむには、後述する空間の配分(割り振り)を参考にするのがおすすめです。

注文住宅全体の中での位置

住宅金融支援機構の2025年度「フラット35利用者調査」によると、注文住宅3,889件の住宅面積は中央値が111.4平方メートル、平均が118.4平方メートルでした。25坪(約82.6平方メートル)は、平均的な注文住宅と比べるとコンパクトなサイズ感と言えます。

同じ調査の分布を見ると、85平方メートル未満だったのは3,889件のうち506件で、全体の約13%にあたります。多数派ではありませんが、選ばれていない広さでもありません。

単位25坪に相当する数値
平方メートル約82.6平方メートル
畳数約50畳
注文住宅の住宅面積の中央値(111.4平方メートル)との比約74%

25坪の平屋のメリット

25坪の平屋を選ぶ場合のメリットを整理します。

暮らしが1つの階で完結する

上下の移動がないので、洗濯や掃除などの家事も、寝室と水回りの行き来も1つの階で済みます。年齢を重ねても、暮らし方を大きく変えずに住み続けやすい点も、平屋ならではです。

冷暖房と掃除の手間を抑えやすい

1つの階にすべての部屋がまとまるので、上の階と下の階の温度差が生まれにくく、家全体の温度をそろえやすくなります。掃除をする範囲も1つの階にまとまり、階段の掃除や、掃除機を持って上り下りする手間がありません。

延床面積を25坪にすると総額を見通しやすい

平屋は1平方メートルあたりの費用が上がりやすいものの(「費用と敷地の目安」で解説します)、延床面積を25坪にすれば、同じ仕様で30坪台の平屋を建てるより建物の費用は抑えられます。どこまでの広さが要るかを先に決めておくと、総額を見通しやすくなります。

25坪の平屋のデメリットと対策

25坪の平屋で気をつけたい点と、その対策を整理します。

2階建てより広い敷地が必要になる

平屋はすべての部屋を1階に並べるため、同じ延床25坪でも、建物が土地に占める広さが2階建ての約2倍になります。2階建てなら1階は12.5坪ほどで済みますが、平屋は1階だけで25坪です。土地には建物を建ててよい広さの上限(建ぺい率)があり、建ぺい率50%の土地では、土地の半分までしか建物を建てられません。そのため、2階建てなら25坪ほどの土地で建てられるのに対し、平屋には50坪前後の土地が必要です。駐車場や庭をとるなら、その分も足して土地を探します。

家の中心に光が届きにくい

平屋は建物の奥行きが深くなりやすく、中央の部屋には窓からの光が届きにくくなります。中庭を設ける、高い位置に窓をとる、勾配天井にして高窓から光を入れる、といった方法で家の中心まで明るくできます。このあと紹介する実例にも、中庭や勾配天井で光を採り込んだ平屋があります。

収納の置き場所を先に決めておく必要がある

2階や広い小屋裏がない分、収納は1つの階の中で確保します。玄関のシューズクローク、キッチンのパントリー、リビングの近くのファミリークローゼットのように、使う場所の近くに収納をまとめると、居室の広さを削らずに済みます。

外からの視線と防犯に配慮が要る

すべての部屋が地面に近い1階にあるため、道路や隣の家からの視線が入りやすく、窓からの侵入にも気を配る必要があります。窓の位置と高さ、塀や植栽、防犯ガラスや面格子で対策します(「よくある質問」でもくわしく解説しています)。

25坪の平屋が狭く感じるかどうかは配分で決まる

同じ25坪であっても、面積の使い方や配分によって広さの感じ方は大きく変わります。平屋には、2階建てにはない空間配分上の利点が3つあります。

廊下と階段の分を居室に回せる

2階建てには階段が必要で、階段の上下にはそれぞれ通路が付きます。平屋にはこの階段と、それにつながる通路が要らないため、同じ延床面積でも居室や収納に回せる面積が増えます。

加えて、2階建てでは2階にもトイレを設置することが多く、その分のスペースや設備費用がかかります。平屋であればトイレを1か所にまとめられるため、ここでも面積を有効活用できます。

水回りをまとめて動線を短くする

キッチン、洗面所、浴室、洗濯機置き場などの水回りを隣接させると、配管がすっきりまとまるだけでなく、家事動線も短くなります。25坪のように限られた面積では、この水回りの集約が非常に効果的です。

逆に水回りが分散していると、移動用の通路が増えてその分居室スペースが削られてしまいます。間取りを考える際は、まず水回りゾーンをどこに配置するかを決めると、全体のレイアウトをスムーズに進めやすくなります。

天井の高さと窓で広がりを出す

平屋は上に階がないため、屋根の形状を活かして天井を高く設計することが可能です。勾配天井を採用すれば、床面積を変えずに空間の体積を広げられ、大きな開放感が生まれます。

また、窓の配置工夫も有効です。平屋は高い位置にハイサイドライト(高窓)を設けやすく、隣家が近い敷地でも効率よく自然光を取り入れられます。高い位置から光が入ることで部屋の奥まで明るくなり、実際の面積以上の広がりを感じられるようになります。

25坪の平屋の間取り

25坪でどこまでの部屋数が取れるのかを、2LDKと3LDKに分けて見ていきます。

2LDKなら余裕をもって組める

夫婦2人暮らしやシニア世帯であれば、2LDKがゆとりのある選択肢になります。LDKに16〜20畳程度を確保し、主寝室を6〜8畳、もう1室を4.5〜6畳とすれば、十分な収納や水回り、ゆとりのある通路スペースを両立できます。

もう1室の使い方は、来客用の和室、書斎、趣味の部屋など、暮らしに合わせて決められます。将来の介護を考えるなら、寝室を水回りの近くに置いておくと動線が短くなります。

3LDKは各室を絞り込めば成立する

子どもが1人から2人いる場合は3LDKになります。25坪で3LDKを取るには、子ども部屋を4.5畳程度に抑え、廊下をできるだけ作らない配置にすることが前提になります。

子ども部屋は「勉強と就寝ができれば十分」と割り切るのもひとつの考え方です。各室に個別のクローゼットを作らず、家族共有のファミリークローゼットに集約することで、個室自体をコンパクトにしても快適に暮らせます。

区分2LDKの場合3LDKの場合
LDK16畳から20畳14畳から16畳
主寝室6畳から8畳6畳
その他の居室4.5畳から6畳を1室4.5畳を2室
水回り・収納・通路残りの面積残りの面積

なお、上記の配分はあくまで一般的な目安であり、建物の形状や敷地の条件(方角や接道)によって変動します。

2LDKと3LDKの実際の間取りは、このあとの実例で、間取り図とあわせて紹介しています。

ヤマダホームズで建てた20〜30坪台の平屋の実例6選

ここからは、ヤマダホームズで実際に建てた平屋を6件、延床面積の順に紹介します。延床面積は20.1坪から32.5坪までで、25坪をはさんで、同じくらいの広さの平屋でどんな間取りや工夫ができるかを比べられます。

白でまとめたLDKを中心にした2LDKの平屋(延床20.1坪)

延床20.1坪・2LDKの平屋の間取り図

LDKを中心に、主寝室ともう1つの個室、水回りをまとめた2LDKの平屋です。クロスや床材を白でまとめてLDKに広がりを持たせ、対面式のセミオープンキッチンは白い壁で手元をほどよく隠しています。

  • LDKの出入口は壁の中に引き込める引き戸にして、ふだんは開け放したまま使える
  • 玄関には靴箱のほかにシューズクロークを用意
  • 個室には壁一面に天井までの収納
  • 西側の庭には人工芝を敷き、外で過ごせる場所に

延床面積:66.66㎡(20.1坪)/階数・間取り:平屋・2LDK/竣工:2019年3月

この実例をくわしく見る(SUUMO)

中庭から光を採り込むリビングを中心にした平屋(延床28.9坪)

焼き杉風の外壁と黒い屋根でまとめた、古民家風の外観の平屋です。住まいの中心にリビングダイニングを置き、中庭から光を採り込んでいます。勾配天井でリビングに高さを出し、中庭のウッドデッキはリビングの床と高さをそろえて、外のリビングとして使えるようにしています。

  • キッチンのすぐ後ろに、冷蔵庫や家電をしまえる2畳大のパントリー
  • 土間、塗り壁、木格子で和の雰囲気にまとめた玄関ホール
  • 黒い床と外構の石に白を合わせた玄関ポーチ

延床面積:95.86㎡(28.9坪)/階数・間取り:平屋/竣工:2011年6月

この実例をくわしく見る(SUUMO)

玄関からキッチン、洗面室までぐるりと回れる平屋(延床29.1坪)

玄関からリビング、キッチン、洗面室までをぐるりと回れる動線にした平屋です。リビングの天井には木目を張り、間接照明で照らしています。対面キッチンはカウンターを高くして手元が見えにくくし、調味料などをしまえる場所も確保しました。

  • リビングの一角に、下を収納にした小上がり
  • LDKから続くデッキは、物干しにも外で過ごす場所にも使える
  • 寝室にウォークインクローゼット、その奥に書斎
  • 平屋の大きな屋根に太陽光発電パネル

本体価格帯:2,000万円〜2,499万円/延床面積:96.47㎡(29.1坪)/階数・間取り:平屋・4LDK/竣工:2018年2月

この実例をくわしく見る(ヤマダホームズ公式サイト)

寝室と水回りを隣り合わせた、行き止まりのない平屋(延床29.49坪)

寝室と水回りを隣り合わせて動線を短くし、行き止まりのない回遊できる間取りにした平屋です。白を基調にしたキッチンには、中庭側の大きな窓からたっぷり光が入ります。

  • タイル張りの仕切り壁でLDKを区切り、生活感が出にくいリビングに
  • もとからあった庭木や石、灯籠を生かして整えた庭
  • 明るさと風通しのよさを重視した間取り

延床面積:97.50㎡(29.49坪)/階数・間取り:平屋

この実例をくわしく見る(ヤマダホームズ公式サイト)

広い玄関ホールと回れるキッチンをつくったアメリカンヴィンテージの平屋(延床29.9坪)

延床29.9坪・3LDKの平屋の間取り図

インディゴブルーの外壁でまとめた、アメリカンヴィンテージの雰囲気の平屋です。リビングは勾配天井を折り上げ天井にして高さを出し、大きな窓を設けています。キッチンは3方向から光が入り、吊り戸棚を付けずにすっきりさせました。

  • 自転車を飾れるよう幅1,800mm以上をとった玄関ホール
  • キッチンの奥に通路をつくり、洗面室とランドリールームへ回れる間取り
  • リビングの隣に趣味の部屋
  • 掘りごたつのある和室

本体価格帯:2,000万円〜2,499万円/延床面積:98.95㎡(29.9坪)/階数・間取り:平屋・3LDK/竣工:2021年7月

この実例をくわしく見る(ヤマダホームズ公式サイト)

勾配天井のリビングの隣にファミリークローゼットを置いた3LDKの平屋(延床32.5坪)

延床32.5坪・3LDKの平屋の間取り図

勾配天井を生かした吹き抜けのリビングを中心に、和室とキッチンがつながる平屋です。キッチンに立つとリビングから和室まで見渡せ、和室の引き戸を開ければリビングと一体の空間として使えます。個室の広さを絞ってその分をリビングに回し、衣類はリビングの隣のファミリークローゼットにまとめています。

  • リビングのすぐ隣に、衣類をまとめてしまえるファミリークローゼット
  • ファミリークローゼットの奥に書斎
  • キッチンの隣にパントリーを設けて、吊り戸棚のないすっきりしたキッチンに
  • 南向きの大きな屋根に太陽光発電パネルを載せたZEH

本体価格帯:2,500万円〜2,999万円/延床面積:107.65㎡(32.5坪)/階数・間取り:平屋・3LDK/竣工:2019年1月

この実例をくわしく見る(ヤマダホームズ公式サイト)

※本記事に掲載している事例と金額は、2026年10月時点の「SUUMO」とヤマダホームズ公式サイトの掲載情報を引用しています。

※建築価格や施工費用は時期・資材価格の変動・施工内容等により変更となる場合があるため、現在の価格を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

費用と敷地の目安

25坪の平屋を検討するときは、建物の費用と、それを載せる敷地の広さを合わせて考える必要があります。

平屋は1平方メートルあたりの費用が上がりやすい

延床面積が同じ場合、平屋は2階建てに比べて基礎や屋根の面積が大きくなります。基礎工事や屋根工事は面積に比例して費用がかかるため、平屋は1平方メートルあたりの建築費が高くなりやすい傾向にあります。

参考に、2025年度のフラット35利用者調査における注文住宅の1平方メートルあたり建築費は、中央値が34.6万円、平均が35.9万円でした。この数値は2階建てなども含めた全体の平均値であるため、平屋を検討する場合は少し高めの予算を想定しておくと安心です。

建ぺい率から必要な敷地を計算する

平屋は延床面積がそのまま建築面積(建坪)に近くなるため、2階建てよりも敷地面積に対する制限を考慮する必要があります。例えば建ぺい率50%の用途地域の場合、82.6平方メートルの平屋を建てるには約165平方メートル(約50坪)の敷地が必要です。建ぺい率60%の地域であれば、約138平方メートル(約42坪)が目安となります。

実際の建築面積は壁の外周線で算出するため延床面積より少し大きくなるほか、屋根の庇(ひさし)の出幅なども影響します。また、駐車場や庭のスペースも別途確保しなければなりません。土地探しの段階で建ぺい率と必要敷地面積を算出しておくと、条件に合う物件を効率よく絞り込めます。

総額で比較する

平屋は建築単価が高くなりやすく、広めの土地が必要となる傾向があります。一方、2階建ては敷地が狭くても建てられますが、階段や2階の設備費用が上乗せされます。そのため、どちらが割安になるかは地域の土地価格によって異なります。

建築費用だけにとらわれず、「土地代+建物代」の総額で比較検討することが重要です。坪単価だけで判断してしまうと土地コストの差を見落とす原因になります。

25坪という広さが自分たちのライフスタイルに合っているかどうかは、図面上の数値だけでは判断しにくい部分です。ヤマダホームズでは全国に住宅展示場をご用意しており、実際の建物をご覧いただきながら、25坪の平屋の間取りについて担当者にご相談いただけます。

よくある質問

25坪の平屋に4人家族で住めますか

十分に暮らせますが、子ども部屋の広さをコンパクトに抑える工夫が必要です。子ども部屋を4.5畳×2室とし、収納をファミリークローゼットに集約する間取りであればスムーズに収まります。将来の子どもの独立を見据えるなら、最初は1つの広い部屋として使い、後から間仕切り壁を設ける可動性のある設計もおすすめです。

25坪の平屋にロフトや小屋裏収納は作れますか

設置可能です。天井高や床面積などの建築基準法上の条件を満たせば、階数や延床面積にカウントされない形で小屋裏収納などを設けられます。ただし、昇降用のはしごや固定階段を設置するスペースが必要になり、下の階の居住エリアが一部削られる点には注意が必要です。「収納量を重視するか」「居室の広さを優先するか」の優先順位を明確にして検討しましょう。

平屋は防犯やプライバシーの面で不安はありませんか

すべての部屋が1階に位置するため、窓の位置や形状に関する配慮は欠かせません。道路や隣家に面する場所には高窓や横すべり出し窓を採用する、中庭を配置して内側に開けた設計にするなどの対策が有効です。敷地環境に応じた最適な防犯・プライバシー設計をご提案しますので、土地が決まった段階でご相談ください。

25坪の平屋で駐車場は何台とれますか

敷地の広さや形状によって異なります。普通車1台分の駐車スペースの目安はおよそ幅2.5m×奥行5.0mです。建物と庭の配置を差し引いた残りの敷地で何台分確保できるかを計算します。土地探しの段階で必要駐車台数を要件に入れておくことで、より条件に適した土地を見つけやすくなります。

まとめ

25坪は約82.6平方メートル、畳数に直すとおよそ50畳です。注文住宅の全国平均・中央値(約111.4平方メートル)と比べるとコンパクトなサイズで、85平方メートル未満の住宅は全体の約13%となります。しかし、平屋は階段や廊下のスペースを削れる分、同じ坪数の2階建てよりも居室として有効利用できる面積が広く取れるというメリットがあります。

暮らしが1つの階で完結し、冷暖房や掃除の手間を抑えやすい一方、広い敷地が必要で、家の中心の明るさと収納の置き場所に工夫が要ります。2LDKであればゆとりのある空間構成が可能であり、3LDKでも個室の広さを工夫して廊下を最小限に抑えれば十分に成立します。費用面では、平屋は基礎や屋根の面積が増えるため坪単価が高くなりやすく、建ぺい率50%の土地なら50坪前後の敷地が必要です。建物単価だけでなく、土地代を含めた全体の総予算で判断することをおすすめします。

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