建築実例

  • T様邸
  • 外観:和モダン内観:ナチュラル階層:平屋

快適リビングに家族が集う。暮らしやすいサイズと間取りの平屋の住まい

こだわり条件
家族が自然と集まる/開放的な空間づくり/いつも家族の顔がみえる/自然を感じるくつろぎ空間
建築地
福岡県
延床面積
107.65㎡(32.56坪)

Voice

「広すぎず、動線がよくできているから、来客にも『暮らしやすそうな家だね』と言われます」。入居後に生まれた三男との5人家族で、のびのび健やかに暮らしています。

こだわり1

勾配天井を利用した吹抜けが、より広く開放的に感じさせるリビング。大型のソファーを置いても余裕の広さ。「家族が自分の部屋よりもここで一緒に過ごしたくなるように、個室は最小限の大きさにして、その分リビングを広く取りました」とご主人。奥にあるキッチンは、リビングからは飾り棚しか見えないので生活感が感じられないようにしています。「飾り棚は自分の領域。好きなようにできて楽しいです」と奥さま。

こだわり2

キッチンに立つと、リビングから和室まで視線が届くので、子ども達が遊ぶ様子を常に見守ることができます。和室の引き戸を全開にし、リビングとつなげて使えば空間が広がり、通風採光性もアップ。「窓を開ければ風がよく通るので、夏もあまりエアコンを使わずに済みます」とご主人。家族が帰ってきたときに必ずリビングを通るようにしたくて、玄関、リビング、キッチン、の順にレイアウトしています。

こだわり3

キッチンのすぐ隣にパントリーをつくることで、吊り戸棚が不要になり、オープンな空間がより広々と開放的に。また、冷蔵庫部分の壁を後退させて、表のラインを揃えた結果、さらに整然と美しいキッチンが完成しました。また、廊下とつなげると回遊型になり、「動線が良くてとても使いやすいです」と奥さま。天井の木調パネルは、展示場で気に入って採り入れたもの。広い空間を引き締めるアクセントになっています。

こだわり4

縁なし畳を使って明るくモダンにまとめた和室は、日頃は右手の引き戸を全開にし、リビングと一体化させて使用。当初は主寝室を別につくる予定でしたが、ご主人がふとん派ということもあり、和室を主寝室として使うことに。

こだわり5

奥さまが展示場で見て気に入っていたファミリークローゼットを、リビングのすぐ隣に配置。入ってすぐのオープン棚は、子ども達のランドセル置き場や、リビングで使う物の収納場所として確保し、その奥には衣類掛けを用意しました。「家族の衣類をほぼこのスペースだけで管理できるから、洗濯後の収納もスムーズ。子ども達も自分の衣類を自分で取ってきてくれるので助かります」と奥さま。

こだわり6

ファミリークローゼットのさらに奥に、まるで秘密基地のように存在するご主人の書斎。「どんな場所になっても、どんなに小さくてもいいから書斎が欲しい、と言っていたら、妻と設計士が笑いながら『じゃあここでもいい?』って。冗談ぽく始まったのですが、奥まった場所で集中できるのでとても気に入っています」とご主人。

こだわり7

平屋らしくどっしりと。でも、真四角の箱をポンと置いた感じになるのは嫌だと、モダンなイメージをプラスしたくて、アクセントをつけたという外観。少し離れた幹線道路からでも目を引く存在感のある仕上がりになりました。

こだわり8

南向きの大きな屋根を活かして太陽光発電パネルを設置し、「せっかく建てるなら」とZEHを導入。「床暖房を使う冬も、電気代を抑えることができています」とご主人。南側の軒を深くしてアルコーブを設けたことで、夏は涼しく冬は暖かく、バーベキューをしたり、雨の日でも外遊びができる、使い勝手のいい空間となっています。

こだわりポイント

まずこだわったのが「敷地に余裕があるから平屋で」。そして、「デザイン性と機能性をバランス良く」「個室よりもLDKを広く快適に」「子どもが家を出たあとも、老後も安心して暮らせる家に」、さらに「せっかく建てるなら」と、太陽光発電を採り入れたZEH(エネルギーゼロの家)にすることでした。
モデルハウスや完成住宅の見学で「いいな」と思うところを採り入れながら、自分たちの思いを形にしていきました。

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