建築実例

  • O様邸
  • 外観:モダン内観:モダン階層:2階建て

「スタイリッシュであること」を意識しながら、コミュニケーション充実の工夫を満載

こだわり条件
家族が自然と集まる/友人を招く住まい/季節を感じながら暮らす/眺望を楽しむ/いつも家族の顔がみえる
建築地
茨城県
延床面積
121.72㎡(36.80坪)

Voice

リビング階段や吹抜け、対面式キッチン、インナーバルコニーといった、交流の機会を自然に増やす間取り、やシアタールームなど、「こうしたい、ああしたいという思いはすべてクリアできました」と、こだわりの家づくりに満足しています。

こだわり1

「子どもが大きくなってもコミュニケーションを大切にしたい」と、リビング階段を採用。玄関から写真右手奥の扉から入ってくると、リビングにいる家族と必ず顔を合わせる動線になっています。リビングの中心に折り上げ天井をつくり梁を見せることで、広い空間にアクセントを与えながら、さらなる開放感を演出しています。

こだわり2

白を基調にした空間にダークトーンの家具や建具を合わせた、スタイリッシュモダンなダイニングキッチン。ちらかりがちなキッチン内部を、アクセントクロスで仕上げた腰高壁で隠し、生活感を出さないよう配慮。「いつも家族の様子が分かるように」と採用した対面式キッチンからは、LDはもちろん、和室や庭先の様子まで見渡すことができます。

こだわり3

空間のスタイリッシュさを保つために欠かせない収納を、キッチン横に2つ用意。キッチンで必要なものからリビングで使うものまで大量に保管できるようにしました。

こだわり4

「家の中のどこかに吹抜け空間をつくりたかった」というOさんが選んだのが、リビング階段の吹抜け。「リビングの真ん中に吹抜けをつくると2階の床面積が小さくなってしまうことと、冷暖房効率が下がりやすくなるので、ここにつくりました」とのこと。2階にいる家族がLDKの気配を感じ取れるとともに、高窓から降り注ぐ光がLDKの開放感と採光性を高めています。

こだわり5

当初は「和室は不要」と考えていたOさんでしたが、奥さまの「和室はあって当たり前。客間としても使えるのでつくりたい」という要望を受けてリビング横につくることに。「子どもが生まれてから半年くらいは、和室に布団を敷いて生活していました。キッチンとの距離感もすごく良くて。『和室は必要』ですね」とOさん。組み立て式の掘りごたつもお気に入りだそうです。

こだわり6

65インチのテレビと5.1chのサウンドバーを装備し、約650タイトルほどのコレクションを揃えたシアタールーム。「4.5畳の広さの、あくまでも簡易的なもの」ということですが、防音性を高めるために隣の部屋との間の壁にも断熱材を入れ、ドアにはDIYで防音対策。リビングの家族のすぐ近くにいながら、ひとりの時間も楽しめる間取り構成になっています。将来的に1階だけで生活するようになったときには、簡単なリフォームで主寝室に変更する予定です。

こだわり7

吹抜けを小さくしたことで、ゆとりの広さを確保した2階主寝室。ダークな色合いの壁紙を使い、天井をふかして施した間接照明のやわらかな明かりで、心落ち着く空間に。映画館でのサプライズプロポーズの写真や、同じ映画館で行った結婚式の前撮り写真、海外ウェディングの写真など、Oさんプロデュースのイベントの記録が並ぶ空間でもあります。

こだわり8

「シンプルな総2階にするよりも、ちょっと変わったオシャレな家に」との思いで、玄関上にインナーバルコニーを設けるなど建物に凹凸をつけつつ、外壁もツートンに。少し離れた大きな道路から見える側を茶系で、玄関側から見える側をグレー系にすることで、見る場所によって違う表情を楽しめるようにした。

こだわり9

玄関にはウォークスルータイプのシューズクロークを用意。帰宅時にはベビーカーごと入ってそのまま収納、子どもをすぐに家に上げることができる便利で安心な動線を実現しました。右手の壁にはストーン柄の壁紙を使ってインパクトを出しています。

こだわりポイント

内装・外装問わず気になる素材があればメーカーのホームページを訪れ、さらに精査。そこから、たとえば屋根材なら「この広さの屋根で使うと通常の瓦よりどれくらい軽くなるか」といった質問をメーカーに投げかけるなどしてリサーチを重ね、性能を認めた素材の中から、「この方が個性的でカッコいい」と思う色やデザインを選んでいったそうです。

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