建築実例

  • W様邸
  • 外観:モダン内観:ナチュラル階層:平屋

安心のバリアフリー設計&将来を見据えたフレキシブルな平屋

こだわり条件
家族が自然と集まる/子どもの成長に合わせて変化する/季節を感じながら暮らす/開放的な空間づくり/眺望を楽しむ/いつも家族の顔がみえる
建築地
栃木県
延床面積
114.27㎡(34.56坪)

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手が届く価格帯で、かといって極端なローコストでもなく、リーズナブルな価格でこのグレードはなかなかないと感じました。

こだわり1

19畳のリビングは、家族が集まる住まいの中心。勾配天井で縦の空間にゆとりがあり、実際よりも広々と感じられます。正面の高窓は、日中は自然光を部屋の奥まで届け、夜には月を眺めることもできます。

こだわり2

写真右手が玄関へつながる扉。廊下をなくし、玄関から子ども部屋へ行く際も必ずリビングを通る動線としています。2階建てを希望していた子どもたちのため、将来的には、勾配部分にロフトを設け、テレビ壁面の裏側に引き下ろしの階段を想定しています。

こだわり3

キッチンは火元だけ隠したセミオープンタイプにしているので、南向きの窓から外の眺めを一望できます。車いすでも調理できるよう、作業スペースの幅を広めに設計。不要になった板を縁あって譲り受け、キッチンのカウンターとして再活用。Wさん自ら取り付けて塗装しました。お子さまたちが宿題をする様子をキッチンから見守っています。

こだわり4

キッチンの裏側にあるパントリーは棚を入れても十分に出入りできる広さ。万が一の災害時に備えて、食料の備蓄分もストックできます。

こだわり5

シンプルな切妻屋根に、奥さまのお気に入りだというスモーキーなグリーンの外壁を組み合わせました。玄関ドアを決めてから外観全体をコーディネートしたそう。

こだわり6

LDKとお母さまのお部屋の2カ所から出入りできるウッドデッキは、WさんがDIY。車通りもないので子どもたちの遊び場に最適。夏にはバーベキューも楽しんでいるそうです。

こだわり7

玄関ドアと自然に調和する木目調の収納には、Wさんが趣味でコレクションしているというスニーカーを収納。お母さまが出入りしやすいよう上がり口には手すりを設置しました。

こだわり8

お母さまのお部屋から直結するトイレとシャワー室。広めの入り口は引き戸とし、車いすでも楽に出入りできるようにしました。隅々まで行き届いた新居に「住み心地は最高です」とお母さま。

こだわりポイント

玄関共有型の二世帯住宅。部屋間の段差をなくしたバリアフリー設計となっています。南西に配置したお母さまのお部屋には、手洗いと専用トイレ、シャワーを設け、リビングとも隣接しているので、車いすでの移動も楽に。各居室にはそれぞれ収納を設け、キッチン裏にはパントリーを作るなど収納力も抜群。子世帯の水回りは一カ所に集約することで、スマートな家事動線も実現。将来ロフトを作るという「余白」を残しつつ、今の家族の暮らしにぴったりの住まいが実現しました。

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