こだわりの建材「檜」
古くから良質な建材として知られるヒノキは、建立1300年以上と伝わる世界最古の木造建築「法隆寺」の構造にも使用されています。防虫効果、耐水効果、強度などすべての面において高い水準を誇っています。ヤマダホームズのFelidiaでは、ヒノキ集成材を柱・土台に標準仕様で採用し、長年にわたって安心して暮らせるよう、柱・土台の素材にこだわっています。
基 礎
「ベタ基礎」と呼ばれる、建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支える基礎(耐圧盤)を採用しています。一般的な「布基礎」と呼ばれる1階の壁の下だけに基礎を配置する形と異なり、家の荷重を底板全体で受け止め、建物を支えるため、負荷が分散して安定性に優れることになります。耐圧盤コンクリートは150mm厚で不等沈下を抑制します。
※ 画像はイメージ図です。構造計算により仕様が変更になる場合がございます。
見えない場所だからこそ確かな技術で安心な住まいづくりを
「ベタ基礎」と「布基礎」の違い
当社が採用するベタ基礎は、建物の外周や柱の下だけでなく、底部全体を鉄筋コンクリートで支えるため、不等沈下を起こしづらくなります。
一方、布基礎では、建物の壁の下のみに連続して設置した基礎が支える仕組みで、床下に湿気がこもりやすいという難点もあります。
剛床工法
横揺れ、ねじれに強い剛床工法
Felidiaの床は、構造体と強力に一体化した剛床工法を採用。梁に28mm厚の構造用合板を留め、床を面構造にすることで水平剛性を高めました。これにより、地震や台風時に床面が受ける横揺れやねじれを抑制することができます。
※仕様により、床に使用する構造用合板の厚さは異なります。
耐火性能
火事は火の元に注意することが何より大切です。木造の家は、表面が燃えてできた炭化層の断熱効果で木の内部にまで燃え進むことを遅らせる効果があるといいます。ただ、万が一、出火したことを考えると、燃え広がらないつくりや延焼を防ぐ構造にしておくことが、大切な家族を守ることに繋がります。
結晶水を放出する石膏ボード
住居の壁や天井の下地のほか、各居室に石膏ボードを使用することにより、耐火性とともに万が一の火災発生時に延焼防止効果を向上させています。石膏ボードには約21%※1の結晶水※2が含まれており、火がまわった際に熱分解の反応によって、一定時間、水蒸気を発散。温度が上昇することを抑制します。
※1:出典 一般社団法人 石膏ボード工業会「ハンドブック」より
※2:石膏の主成分である硫酸カルシウムと水分子が結合した状態。
もらい火に強い外壁材
火災は隣家で発生するケースも想定しなければなりません。隣家からのもらい火や飛んでくる火の粉の影響を最小限に抑えるために、外壁には火に強い不燃材料に認定されている外壁材を標準仕様で採用しました。この外壁材は完全無石綿化(ゼロアスベスト)を実現し、環境面にも配慮しています。
※1:出典 一般社団法人 石膏ボード工業会「ハンドブック」より
※2:石膏の主成分である硫酸カルシウムと水分子が結合した状態。