

Case.51
空をつなぐロフトのある家
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空をつなぐロフトのある家













敷地は東側から道路へ向かって末広がりになっており、南東から北へかけて六甲山系に連なる街並みを見渡すことができ、南の建物越しに大阪湾の大パノラマを一望できる環境にある。この魅力的な環境を最大限に引き出すことが、クライアントの要望であった。
平面形状は敷地形状を活かし東西に長くとり、1階を寝室などのプライベートゾーン、2階にLDKとロフトをつなぐ3層構造とすることで、建物に奥行と高さを与え存在感を際立たせている。
南側は植込みスペースとし、入口へ導くアプローチに沿わせながら一部を開放することで心地よさと目隠しを兼ねた。
2階はLDKを中心に配し、連続する西のアウターリビングに大きく開放すると共に、屋根裏空間を最大限利用したロフトを重ねることでダイナミックな空間とした。
ロフトとLDKを包む勾配天井部分は窓ガラス面を大きくとることにより浮遊感を持たせ、内外を連続し心地よい風とあたたかい光を取り込みつつ、空へと視線が抜けていくようになっている。
外部と室内をつなぐいわば中間領域としてのロフトは、パノラマで素晴らしい景色を堪能できる場となり、時には子供達の遊び場、時には主人の書斎として生活シーンに彩りを与えつつ、家族を繋ぐ架け橋にもなる。
Data
所在地 | 兵庫県 |
---|---|
竣工 | 2018年 |
延床面積 | 145.98㎡ |
構造 | 木造2階建て |
Designers
空をつなぐロフトのある家
Data
所在地 | 兵庫県 |
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竣工 | 2018年 |
延床面積 | 145.98㎡ |
構造 | 木造2階建て |