スマートハウスについて

最近色々なところで耳にする「スマートハウス」。スマートシティなんて言葉も時々耳にします。スマートフォンから連想すると、I Tの力で色々できるのかな、と思いますよね。 今回はそんな「スマートハウス」とは何かをご紹介していきたいと思います。

1. スマートハウスとは

スマートハウスの正体は何か。

答えは、ITを使って電化製品を制御し、家庭内のエネルギー消費を最適化する住宅を「スマートハウス」と言うのです。

ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Management System、HEMSと略したりします)というシステムで創エネ・蓄エネ・省エネをコントロールし、家庭内の全エネルギーを管理します。

創エネ:太陽光発電システムなどを使って、エネルギーを家庭内で創ること
蓄エネ:家庭用蓄電池や電気自動車(EV)などを用いてエネルギーを家庭内に蓄えること
省エネ:高効率給湯器などの省エネ設備を導入してエネルギーを管理・最適化すること
太陽光発電などによる創出した電気を、蓄電池や電気自動車(EV)に蓄え、管理システムでコントロールすることで住宅のエネルギー使用を最適化するのがスマートハウスの全体的な仕組みです。
また、エネルギー使用を最適化するスマートハウスは、CO₂の削減に貢献できる住宅としても高い評価を得ています。
さらに、発電で電気を自ら創り出すため、従来よりも電気代を抑えることが出来ます。

2. なぜスマートハウスが誕生したのか

次に、どうしてスマートハウスが誕生したのかついて見ていきましょう。

従来型の住宅にそこまで強い不満を感じている人は多くないかも知れません。
一方、右のグラフの通り、電気価格やガソリン価格は上昇が続いており、家計に直撃している方は多くいらっしゃると思います。(図1、図2参照)

図1

図2

まず背景の一つに、エネルギーの課題があります。
1970年代にオイルショックにより原油価格の高騰がありましたが、その後、原油価格は下降し家庭の電気消費に大きな問題は与えず、家庭内電気消費は増えていきました。
次に問題となったのが、増える電力消費が引き起こすC02など温暖化ガスによる地球環境負荷の増大。CO2の削減が広く叫ばれました。
そして大震災に関連した電力不足。
今後も電気自動車や電気を原動力としたデバイスなどが広く普及すると電力不足が発生するという予測もあります。
現在、分散型エネルギーの活用や省エネの必要性が顕在化していると言えます。

次にテクノロジーの進化が挙げられます。
家庭内の電力使用は、照明や冷暖房がかなり多くを占めると思われがちですが、右の円グラフの通り、冷蔵庫、給湯、電子機器の利用も、電力使用の多くを占めるのが実態です。
それらは個々に電気を使って利用されていましたが、ITの進歩により全てが連携して稼働、管理、最適化が出来るようになりました。

こうした時代からの要請と技術の進化が合わさって、スマートハウスは誕生しました。
環境に配慮し、素敵な生活を送れる、正に「次世代型住宅」。それがスマートハウスです。

3. 今、スマートハウスが注目されている理由

前の章でスマートハウスがどうして誕生したのかを見てきました。
とはいえ、昨今なぜ注目されてきているのか。

それは、エネルギーを効率的に最適に活用することで

1 光熱費などの支出を抑えることができる(お財布に優しい)
2 二酸化炭素の排出を抑えられる(地球に優しい)

からです。

スマートハウスの発電は太陽光などの自然エネルギーを利用します。
またそれをシステムで最適に管理するのでこういったことが実現できるのです。

4. スマートホームとの違い

同じくよく耳にする「スマートホーム」。
スマートホームはインターネットに接続した機器や家電を通じて、日々の生活を快適にしたり、セキュリティを向上させた住まいのことで、スマートハウスとはやや意味合いや目的が異なります。

以前「スマートハウス」と呼ばれていたものは、太陽光発電と蓄電池、HEMSを備えたものでした。
その後、蓄電池が電気自動車に置き換わっていきました。

そして昨今、この従来の「スマートハウス」に「スマートホーム」のIOT(インターネットを通じで機器や家電を繋げて稼働させる)が加わった「新スマートハウス」と呼べるものが誕生しています。

ヤマダホームズのスマートハウスは、スマートハウスのエコ性とスマートホームの快適性を兼ね備た「新スマートハウス」であり、さらに住宅メーカーとして断熱素材の活用やヤマダポイントによる生活のサポートも行います。

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5. スマートハウスに住み替えるためには

ではスマートハウスに住もう!となった時にどのような準備が必要でしょうか。
答えは特に準備などは要りません。

大手ハウスメーカーをはじめ、各社スマートハウスをラインナップしています。
検索サービスなどでまず情報を集めましょう。

そして気に入ったデザインなどのメーカーや物件が見つかったら問い合わせしてみましょう。

その際、お住まいの自治体や国の補助金で当てはまるものがないか担当の方に聞いてみましょう。活用できる補助金があれば初期費用を抑えることができます。

6. おすすめのスマートハウスプラン

ヤマダホームズのスマートハウスは、スマートハウスのエコ性とスマートホームの快適性を兼ね備え、さらに住宅メーカーとして断熱素材の活用やヤマダポイントによる生活のサポートも行う、暮らしをまるごと幸せにするスマートハウスです。

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