スマートハウスのメリット、デメリット

最近色々なところで耳にする「スマートハウス」。スマートシティなんて言葉も時々耳にします。スマートフォンから連想すると、I Tの力で色々できるのかな、と思いますよね。
今回はそんな「スマートハウス」のメリットとデメリットについて見ていきます。

1. スマートハウスとは

スマートハウスの正体は何か。

答えは、ITを使って電化製品を制御し、家庭内のエネルギー消費を最適化する住宅を「スマートハウス」と言うのです。

ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Management System、HEMSと略したりします)というシステムで創エネ・蓄エネ・省エネをコントロールし、家庭内の全エネルギーを管理します。

創エネ:太陽光発電システムなどを使って、エネルギーを家庭内で創ること
蓄エネ:家庭用蓄電池や電気自動車(EV)などを用いてエネルギーを家庭内に蓄えること
省エネ:高効率給湯器などの省エネ設備を導入してエネルギーを管理・最適化すること
太陽光発電などによる創出した電気を、蓄電池や電気自動車(EV)に蓄え、管理システムでコントロールすることで住宅のエネルギー使用を最適化するのがスマートハウスの全体的な仕組みです。
また、エネルギー使用を最適化するスマートハウスは、CO₂の削減に貢献できる住宅としても高い評価を得ています。
さらに、発電で電気を自ら創り出すため、従来よりも電気代を抑えることが出来ます。

2. スマートハウスのメリット

では、スマートハウスに住み替えるメリットとは何でしょうか。

以下の通り、大きく5つのメリットがあります。

2.1. 効率の良いエネルギー活用で光熱費の支出を抑えることができる

光熱費を抑えられる(電気代、ガス代など)

2.2. 自家発電や蓄電のシステムがあるため、災害時に強い

自家発電で災害時に強い

2.3. 自家発電や蓄電のシステムがあるため、災害時に強い

EVで燃料費大幅削減

2.4. ITによるコントロールで日々の利便性と快適性が高まる

ITで便利、快適

2.5. モニターを通して外から家の中の様子が見たり、外出や帰宅の通知を受けたりと見守りやセキュリティが向上する

セキュリティも強い

スマートハウスは太陽光などで自家発電するため、電力会社から電気を購入する必要がありません。そして作り出した電気は蓄電池に貯めておけるため、いつでも利用可能です。
さらに効率良く電気使用量を管理することで、余った電気は、固定価格買取制度(FIT)を利用すれば、買い取ってもらうことが可能です。

また蓄電池(電気自動車そのものに貯めるケースが多いです)に貯めた電気で電気自動車を動かせば、燃料費は大幅に削減できますよね。
災害時などインフラからの電気供給が難しい場合は、この蓄電池(EVなど)の電気を活用できるのでとても安心です。

スマートハウスでは、I Tの力で、スマホで外から家電の操作をしたり、家の中でも遠隔で快適な操作ができます。また、電気使用量が可視化されるので、どの設備や家電に電力を使っているのかが一目瞭然です。効率が悪い箇所を特定できるので、自然に効率のよい節電意識が身についていくのも良いですよね。

また、ITの活用で、誰がドアを開けたか、家の中はどうなっているかなどさまざまなセキュリティ機能を付加できることもスマートハウスの魅力です。

3. スマートハウスのデメリット

多くのメリットのあるスマートハウスですが、デメリットはあるのでしょうか。
住み替える前にしっかりデメリットも見ておきましょう。

スマートハウスのデメリットは大きく以下の2つです。

1 初期費用が高くなってしまう
2 定期的なメンテナンスが必要

発電設備や蓄電池、HEMSなどを備えたスマートハウスは、一般的な住宅よりも初期費用が高額になってしまします。
各種装備すると数百万円の試算になってしまいます。
ただ、国や各種自治体の補助金、また電気自動車(EV)にも補助金があるため、それを活用すれば初期費用を抑えることが可能です。一概に高いから、、、と考えず補助金を活用した正味の初期費用を算出し、また低減される電気代や燃料費などのランニングコストを考慮して考えてみることがおすすめです。

お住まいの地域でどのような補助金が使えるか、また正味初期費用とランニングコスト低減効果がどう効いてくるかなど、お気軽にヤマダホームズにお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

スマートハウスの設備は定期的なメンテナンスや交換が必要です。3〜4年ごとにメンテナンスが必要と言われています。発電量を維持するために必要なメンテナンスです。
その他一部部品なども交換時期があり、交換費用が必要なタイミングもあります。

一方、電気料金、ガソリン代は値上がりを続けています。
それに対し、上記のように20年、30年スパンでどうなるかを考えた上でその費用が高いかどうかを判断することが重要です。

4. スマートハウスで暮らすということ

ここまでスマートハウスのメリットとデメリットを見てきました。
多くのメリットに対し、金額的なデメリットがありました。

ただ、補助金や高騰が続く電気代や燃料費に比較したランニングコスト低減などを考慮するとメリットが上回るのでは?と考えられた方も多いのではないでしょうか。

最後に一つスマートハウスの特徴を挙げるとすると地球、環境にやさしいということです。

過去、何度かエネルギー不足が叫ばれたものの、電気消費量は増え続けてきました。
昨今の災害による電力不足や、今後もITデバイスが増加することで電力は足らなくなるという試算も出ています。

スマートハウスは自然エネルギーを電力に変える、環境に対してもスマートな住まいです。

快適でお財布と環境にもやさしいスマートハウス。

次世代の住まいのあり方として需要は増え続けています。

今後の住まいのこと、一度見つめ直してはいかがでしょうか。

5. おすすめのスマートハウスプラン

ヤマダホームズのスマートハウスは、スマートハウスのエコ性とスマートホームの快適性を兼ね備え、さらに住宅メーカーとして断熱素材の活用やヤマダポイントによる生活のサポートも行う、暮らしをまるごと幸せにするスマートハウスです。

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