大阪府 K様邸
庭の景観を取り込み、ダイナミックな空間が心地いい住まい
庭に面して大開口を設け、玄関土間とも一体感を出して開放的で心地いい住まいを実現。土間とリビングの間には吊りタイプの引き戸を採用し、用途に応じて開け閉めができるようになっている。正面の壁には音楽鑑賞が趣味のご主人がこだわって選んだスピーカーを設置。テレビボードは空間に合わせた造作となっています。
建築地: 大阪府
延床面積:
玄関ドアを開けると、ゆとりの玄関土間とLDKが一続きに広がり、さらに大きな窓越しに庭まで見渡すことができる大空間が視界に飛び込んでくるKさんの住まい。以前の家は暗かったことから、明るい家にしたい、これまで大切に手入れしてきた庭を眺められるようにという要望を見事にカタチにした住まいに仕上がっています。応接室を土間と一体化させたり、「LDKから庭までオープンにつながる空間はシンプルながらも斬新でした」と提案の数々に感動されたそう。シンプルな空間に馴染むように、キッチンや背後の収納も白でまとめ、玄関土間の天井やリビングの壁に木を取り入れながら温かみも演出した心地よく過ごせる空間となっています。「リビングからは庭の景色を望むことができて心地よく、断熱性が高いので冬は床暖房だけで暖かく過ごせるほど。夏場も涼しく過ごせました」と新たな住まいで快適に楽しまれています。
白を基調に仕上げたシンプルなLDK。キッチンは手元を隠せるようにし、背後の収納も白でまとめて、生活感を感じさせないスッキリとした仕上がりとなっている。無垢の床材や窓回りに取り入れた木が、程よい温かみを感じさせます。
擁壁や生垣は以前に住まわれていたものをうまく活用し、新たな住まいを建築。白を基調にして、和の雰囲気にもしっくりと馴染むモダンな住まいの提案となっています。
庭に面した窓の外にはウッドデッキを設けて、日本家屋を思い起こす縁側のような表情に。夏の太陽光を遮り、冬の日差しを採り込むことができる庇も設計して、年中気持ちよく過ごせる工夫も。
プレイルームから出入りできるところには景色を楽しめるバルコニーも備えました。「視線が抜けるので、気持ちよく過ごせます」と奥様もお気に入りです。