建築実例
- 東京都 H様邸
- 外観:モダン内観:モダン階層:3階建て
住宅密集地でも明るくのびやかに暮らせる住まい
- こだわり条件
- 開放的な空間づくり/いつも家族の顔がみえる
- 建築地
- 東京都
- 延床面積
- 91.50㎡(27.67坪)

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シンプルながら、単なる箱状のフォルムにならないようにデザインし、周辺環境に調和しつつ、飽きの来ない個性を美しく表現しています。「クルマ2台駐車は必須条件」という要望を、建物形状をL型にすることで解決。駐車スペースを確保しながらも室内空間にゆとりを持たせるために、2階部分をオーバーハングさせています。こだわり 01
限られた空間をより広く感じさせるために、LDKには壁を設けずワンルームとしました。さらに明るさ、伸びやかさをもたらすホワイトで統一し、床からの反射光がフロアの隅々まで行き届き、暮らしにやすらぎをもたらしてくれるよう設計。横に長いスリット状の窓からは、いつでも愛車が眺められると同時に、外からの視線も適度に遮り、プライバシーも確保しています。

こだわり 02
1階は廊下を無くすことで空間を最大限活用。玄関からキッチン横を通り抜け、リビング、そして階段へつながる動線にしたことで、子どもたちが直接、子ども部屋に入ることなく、自然と会話が生まれる様工夫しました。空間全体がホワイトのキャンバスなので、観葉植物などが差し色となり、よく映えます。

こだわり 03
開放的で、家事をしていても孤立感がないオープンキッチンは、『見せるキッチン』としての工夫も必要となります。見えているだけにどうしても生活感が生まれやすい難点をクリアするために、キッチン背面をすべて収納にし、調理家電なども隠せるようにしています。また、天井いっぱいまでの扉とすることで見切りが美しくなり、空間のデザイン性も高まっています。

こだわり 04
主寝室は3階に設置。そこに隣接させる形でプライバシーにも配慮した庭代わりのインナーバルコニーを配置しました。これにより、空間がより広く感じることはもちろん、直射日光ではなく、インナーバルコニーを経由したやわらかい光が室内に流れ込むことで、心地よいやすらぎをもたらす効果が生まれています。
