建築実例

  • Y様邸
  • 外観:モダン内観:和モダン階層:2階建て

将来を見据えたたっぷり収納ですっきり暮らす住まい

こだわり条件
家族が自然と集まる/季節を感じながら暮らす/開放的な空間づくり/いつも家族の顔がみえる
建築地
宮城県
延床面積
121.72㎡(36.82坪)

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外から帰ってくると、エアコンをつけていないのにひんやり涼しく感じられ、家にいる時間も、エアコン1台で十分快適です。以前の家で気になっていた音の問題もクリアし、子どもものびのびとしています。

こだわり1

将来1階で暮らしを完結できるようにと設計されたYさん邸。暮らしの中心となるのはLDKの天井仕上げは床材にも使われる内装用の板材で、後から施工したもの。壁の1面とキッチン前面には石目調のクロスを使い、アクセントを加えています。

こだわり2

メインで料理をするというご主人も、身長高めの奥さまも使いやすい高さのキッチンを採用。カップボードとの間を広めにしているので、2人同時に作業をしても広々しています。効率よく配膳できるようにダイニングテーブルを並列するレイアウトに。

こだわり3

南側に開口を取り、自然光をふんだんに取り込むリビング。天井も床も建具も明るめの色で統一しているため、部屋全体が明るく軽やかな印象になっています。

こだわり4

リビングの一部を小上がりの畳スペースに。現在は子どもの遊び場と室内物干しとして利用していますが、数年後には子どもの勉強スペースとして活用する予定です。

こだわり5

床の間を設えた本格的な和室からは坪庭を望むことができます。将来寝室として使うことを考えて、リビングとつなげずあえて独立させています。現在は客間として、和の趣とともに訪れた人をもてなす空間となっています。

こだわり6

2階よりも1階の面積の方が広いため、せり出した1階部分の壁を立ち上げデザインとして活かし、スタンダードな切妻のフォルムとモダンで平面的なファサードがバランスよく調和させています。

こだわり7

白い玉砂利を敷いた坪庭は、和の趣を感じられる落ち着いた空間。竹を思わせる和風のシンボルツリーがシックな色味の外壁とブラックのサッシと馴染み、室内から見たときとは異なる印象を受けます。

こだわり8

2階は雰囲気をガラリと変え、床や建具にダークブラウンを用いて、落ち着きを感じられるデザインに。シンプルながらも統一感があり、居心地のよい空間に。一角には身支度のできるカウンターも設けています。

こだわりポイント

将来、1階だけで暮らしが完結する家にしたいと、若いYさん夫婦は、将来を想像し、階段の上り下りをしなくて済むように間取りを考えていました。暮らしの中心となるLDK、将来寝室として使う予定の和室を1階に配しました。いつかは独立するお子さんの部屋もあえて広くは作らず、その分リビングを広くとり、柔軟に使える小上がりと、趣のある坪庭も設計。各部屋に収納を設けたことで、家具を置かずにすっきりと空間を使えるようにしています。太陽光発電パネルも搭載し、余剰分は売電し光熱費も節約できています。

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