建築実例

  • S様邸
  • 外観:モダン内観:モダン階層:2階建て

ホテルライクで機能的な住まい

こだわり条件
友人を招く住まい/開放的な空間づくり/いつも家族の顔がみえる
建築地
埼玉県
延床面積
118.41㎡(35.81坪)

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洗面やキッチンの水栓、照明などは自ら探したものを取り入れるなど、一切の妥協なし。海外のサイトから取り寄せたり、似たデザインの別メーカーのものを採用したりしてコストダウンしました。「かけるところはかける、抑えるところは抑える」とメリハリをつけ、大充実の住まいになりました。

こだわり1

22帖のLDKは、「柱や梁を出さずに作れる最大の広さ」とのオーダーで実現したもの。グレージュや石目調などでコーディネートして、ホテルライクなデザインを追求しました。個性的なデザインの照明は、奥さまが海外から取り寄せたもの。スケルトン階段は、好みのデザインで予算に合うものがなく困っていたところ、営業担当が自宅で取り入れているものを紹介してくれたそうです。

こだわり2

キッチンに立つ頻度が高いため、食事の支度をしながら家族と会話ができるオープンキッチンを選択。カップボードとの幅を広めにとっているので、作業中に冷蔵庫を開け閉めしてもぶつかりません。生活感の出やすいキッチンを、天板を石目調にグレードアップすることで、クールな内観に見事になじませています。調理家電類は背面の棚にすっきりと収納。隣につなげたダイニングはちょっとした作業スペースになり、配膳もスムーズだそう。

こだわり3

タイル張りのテラスをコの字型に囲み、南側からの採光をとっているので、明るいダイニングに。テラスはバーベキューやプールなど、外の視線も車通りも気にせず遊べるプライベートスペースになっています。リビング側とひとつながりの空間に見えるようにタイルの色を揃え、サッシはフラットなものを選択、視覚的にも空間的にも室内外がつながることで、開放感が増しています。さらに窓枠の太さが気にならないよう、ダイニング側はあえてFIX窓にするというこだわりぶりです。

こだわり4

玄関に入ってすぐの手洗いはトイレと兼用。寸法やクロスの巻き込み方までオーダーした特注の施主支給品です。奥行約1800mmの土間収納は垂れ壁をあえて低くして、視線が入りにくいように工夫。コートやベビーカーを納められるほか、家族それぞれの収納棚を内部に設けています。「帰って、荷物を置いて、手を洗ってリビングへ行ける」動線となっています。

こだわり5

ワイドな洗面カウンターもオーダーの品。レザー調の質感でこちらもホテルのような高級感となっています。「女の子が2人いるので、将来並んで身支度できるように広めに設計しました」とのこと。北側に位置するが採光窓を設けているので明るく、身支度がしやすく、キッチンとも近くに配置し、家事効率にも配慮しています。

こだわり6

廊下のカウンターはアイロンがけやスタディスペースなど、マルチな用途で活躍。吹き抜けに面しているので階下の家族ともコミュニケーションしやすいそう。上下階がつながる大空間にもかかわらず、24時間換気で熱交換システムを入れているので、吹き抜けがあっても上下階の温度差が少なく快適だそうです。

こだわり7

2階の主寝室は、外からの視線が入りにくいよう、最小限の採光がとれる横長のFIX窓を採用。洗面台つきのカウンターは、コンタクトレンズのつけ外しやネイルなど、主に奥さまが便利に使っているとのこと。奥にはウォークインクローゼットも備えているので、朝の身支度が一部屋で完結できます。

こだわり8

北側道路に面しているので窓は最小限とし、1階と2階の窓を左右対称に配置。玄関ドアはあえて引き戸をチョイス。ベビーカーでも出入りしやすく、強風で勢いよく開くことがない、開けても閉めても外観の印象を損ねないなど、多くのメリットが。アプローチの幅広階段や植栽、飛び石など外構も含めて統一感があり、バランスがとれています。

こだわりポイント

「できるだけ生活感がでないように、すっきりとおしゃれに」というコンセプトで、1階はグレーや石目調を使ったホテルライクな空間に。スイッチやコンセントの位置、窓枠の見え方も考え抜き、家具を取り付ける場所にはあらかじめ下地を入れておくなど、細やかな工夫を凝らしています。

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