EV(電気自動車)

Electric Vehicle

EV(電気自動車) イメージ画像

EVとは「Electric Vehicle」の略で、日本では「電気自動車」の意味を持ちます。
EVは、自宅や充電スタンドなどで車載バッテリーに充電を行い、モーターを動力として走行します。
エンジンを使用しないので、走行中に二酸化炭素を排出せず、環境性能においてすぐれています。

EV=動く蓄電池

EV(電気自動車)には大容量の蓄電池を搭載。
家庭用蓄電池として、太陽光パネルの電気で昼間に充電し、夜間に消費すれば、自宅で自給自足もできます。HEMSにも有効利用され、非常用電源にもなります。
EVの蓄電池は、単なる移動手段を超えて、家庭のエネルギーインフラをサポートする重要な役割を果たします。

EVの電気は家でも使える

通常、電気自動車は自宅で専用の充電ケーブルを使用してバッテリーを充電します。車に蓄えた電力は主に走行に利用され、他の用途には直接活用されません。しかし、V2Hでは車の大容量バッテリーから自宅への電力供給が可能。
停電時など非常事態に備え、自動車と家庭用電力が相互に補完し合い、柔軟性が向上します。

Point

EV(電気自動車)のポイント

“EV(電気自動車)”は
経済的

走行コストが
安い

走行に必要な電気費用は、燃費やバッテリーの状況、使用状況によって変わりますが、ガソリンよりも非常に安価です。右図のように1万kmを走行した場合のコストの比較を行うと、両者の走行エネルギーコストを比較すると、じつに2倍以上の差となります。
さらにスマートハウスでは太陽光で発電できるためさらに走行コストを安くできます。

Point
  • ※それぞれの走行距離の性能については、国土交通省が定めた「WLTCモード」を基にしています。このモードは、世界的な燃費テスト方法に基づいており、各車両の走行距離を概算するために使用されています。また、比較対象となるガソリン代と電気代(自宅充電の場合)の価格は、資源エネルギー庁が発表した「給油所小売価格調査」および「全国家庭電気製品 公正取引協議会」の発表に基づいています。ガソリン代は165円/L、自宅充電での電気代は31円/kWhと定め、「自宅充電」のみを行うことを条件とします。

メンテナンスコストが
削減できる

電気自動車は、ガソリン車と比較して、エンジンオイルやエンジンフィルターなどの消耗品の交換が不要です。代わりにバッテリーの交換が必要ですが、金銭面だけでなく、交換する手間がなくなるという点は非常に魅力的です。

Point

環境問題改善の
カギとして注目

“EV”は走行中に
二酸化炭素を排出しません

従来のガソリン車はエンジンを動かす際に、二酸化炭素などの排気ガスを排出します。この排気ガスが大気汚染の原因となり、さまざまな環境問題に影響しているのです。
電気の力のみで走行するEV車は、排気ガスを一切排出しません。そのため、環境問題改善のカギとして注目されています。