建て替えで、暮らしやすい動線や収納にも工夫。

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最初はリフォームを考えました。ただ、区画整理のことや年齢的なタイミング、趣味空間の充実などいろいろ考え、思い切って建て替えることにしたんですとS様。

こだわり 01

南西にあるダイニングは、前の住まいで使っていたこだわりの円形テーブルがゆったり使える広さに設計。そのため、リビングよりやや南側に張り出させて空間を確保。窓を増やして、朝日も感じられるようにしています。

こだわり 02

ご主人はピアノ演奏を、奥さまは書道を嗜まれているSさんご夫婦。建て替えの大前提となったのが、お互いの趣味を思う存分楽しめる新居にすることでした。間取りで工夫したのは趣味空間の住み分けやムダのない家事動線、たっぷりの収納など。まず、ご夫妻がくつろぐオープンなLDKを南側に配置。リビングとつながる北側に書道ルームを設けています。ピアノルームはリビングとは分離した北東側にレイアウト。ご夫妻が、いつでも好きなことに没頭できるようにしました。また、書道ルームは必要に応じて多目的に使えるように設計。引戸を開ければリビングの延長に、閉じれば寝室としても使えます。さらに、納戸や水回りともつなげたので、行き止まりのない回遊動線が叶いました。グランドピアノを思う存分演奏できるピアノルームは、音響に配慮して勾配天井に、音漏れを防ぐため窓は二重にしています。

こだわり 03

LDKは南にワイドなオープンスタイル。朝から夕方まで明るく過ごせるそうです。リビングは大屋根を活かした勾配天井にして開放感を高めました。

こだわり 04

キッチンと水回りはストレートで最短の動線に。背面には幅５ｍ以上の収納カウンターを設置。食器や調理器具だけでなく、趣味の道具や本などをスッキリ収納できます。また、水回りをクローゼットや、その先の書道ルームとつなげ、回遊できる間取りを実現。なお、クローゼットは以前から使っていた箪笥などを採寸し、ぴったり入るように設計したもの。着替えができるスペースも確保されていて便利。将来的には1階だけでも暮らせる安心な間取りです。