一目ぼれしたキッチンを中心に、外観、外構まで「シンプルモダン」を極めた住まい

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「せっかくいい家ができたのだから、この家にふさわしい外構を用意したい」とアプローチやテラス、門扉、カーポートも合わせてコーディネートしました。忙しい毎日を過ごす家族4人にとって暮らしやすく、帰宅が楽しみになるマイホームが完成しました。

こだわり１

「一目ぼれした美しいキッチンをどう使うか」から始まったNさんの住まいづくり。玄関ホールからリビングに入ったときに、真正面にキッチンが見えるようレイアウトしました。白を基調に、キッチンのグレーをアクセントカラーとした「シンプルモダン」で家じゅうをトータルコーディネートしています。

こだわり2

インターネットで「おしゃれ　キッチン」と検索して見つけたキッチンハウスの「グラフテクト」は、ショールームで実物を確認して「やはりこれだ」と選んだお気に入り。背面収納も同じシリーズで揃え、カウンターの上は白色、収納の中は黒色の家電に統一することでさらにすっきり。ダイニングテーブルをキッチンの横に並べ、洗面室・脱衣室・浴室の水回りをキッチン奥に配置してコンパクトな家事動線を実現しています。キッチンの通路を広くとったので複数人でも使いやすく、お子さまと一緒にパンやお菓子づくりを楽しむようになったそうです。

こだわり3

「帰宅した時に元気になるようなおしゃれな外観にしたかった」と、外構までシンプルモダンでコーディネート。カーポートは、雨の日も玄関から濡れずに乗車できるように玄関から連続させています。

こだわり4

リビングの掃き出し窓前にテラスをつくり、その前の庭には全面に人工芝を敷設。周囲に柵を設けて、怖がりで散歩にも行けない愛犬のための遊び場に。窓からリビング、キッチンとつながるテラスは、親せきや友人としばしば行うBBQの際にも便利なのだそう。

こだわり5

「いつでもペットと一緒にいられるように」と、計画の当初からリビング内に愛犬の居場所を要望していたNさん。階段下のスペースを利用して、ケージだけでなくペット用品一式を収納したワゴンが置けるスペースを確保。ケージもワゴンも、ワゴン内の小物もすべて白で揃えることで、リビングのインテリアと融合させています。

こだわり6

LDKに入ったときの見映えを考え、冷蔵庫は主寝室を一部凹ませて設置。その横に奥行きを合わせてすっきりとワークスペースを製作しました。冷蔵庫に貼りがちなプリント類を収める透明の棚を後付けするなど、生活感を出さないようすみずみまで配慮しています。

こだわり7

女性3人が入浴後のスキンケアや髪を乾かす時間をゆったり過ごせるよう、洗面室の横に広いカウンターと椅子を用意してドレッシングルームに。カウンターは、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりといった作業台としても使用。アーチの奥にウォークインクローゼットを用意し、家族それぞれの制服類などを収納し、さらに物干し場としても活用しています。

こだわり8

2階北側は斜線制限で屋根が斜めになるため、主に収納やトイレとして使用。階段を上がった突き当りにはオープンな納戸をつくり、階段の手すりには壁厚を利用した本棚を造りつけた。

こだわり9

歳を重ねてからの生活のしやすさを考えて、主寝室は1階のLDK横に配置。ベッドと収納のほかに、家族の中で唯一の男性であるご主人の希望で専用の洗面台を用意し、脱衣室へ直接行き来できるドアをつくって女性陣との身支度動線を分け、それぞれが気がねなく生活できるように工夫しています。

こだわりポイント

共働きであったことから「家事動線をコンパクトにまとめること」、年頃の娘2人を含む女性3人がゆっくり身支度できるよう「洗面スペースをゆったり取ること」、歳を重ねたときに「夫婦が1階だけで生活できること」、「家族みんなに個のスペースをつくること」を実現しながら、なによりもデザイン性にこだわりました。