-Strong × Long- SxLアルファ

強固な構造

1枚で9.6tの重さを支えることのできる木質接着パネルを使用した「木質パネル接着構法」。
そのクオリティの高さが評価され、国土交通大臣の認定・認証を取得しました。
この認定・認証は国内の住宅会社44,000社のうち十数社のみに認められたもので、
ヤマダホームズの品質の高さを証明しています。

01

人と暮らしを守る耐震性

創業以来、地震で倒壊した住まいはありません。
巨大地震発生のリスクが高い日本で、安心・安全に暮らせる住まい。

変形しにくいから、震災後も住み続けられる。制震性を発揮する、木質接着パネルのねばり強さ。

地震の荷重で建物が変形するのを防ぐのが、構造躯体の壁に使われている木質接着パネルです。地震時にかかる荷重を面全体で分散させるため変形が少なく、荷重を解放すると自律復元。 高剛性とねばり強さで、巨大地震による繰り返しの揺れからも暮らしを守ります。

六面を一体化したモノコック構造が、
荷重を全体で受け止めます。

高強度・高精度の木質接着パネルを使い、四面の壁と1・2階の床(ダイヤフラム水平構面)を一体化させることで、建物全体で強固な六面体のモノコック構造を形成。六面全体で応力を分散するため、水平・垂直・ねじれの力も建物全体でバランスよく受け止めることができ、衝撃を速やかに基礎から地盤へと逃がします。

実験で証明された、耐震等級3を凌ぐ耐震性

振動台の上に実際に住まいを建てて地震の揺れを再現する実大振動台実験で、住まいの耐震性を検証。
阪神・淡路大震災(最大震度7/マグニチュード7.3)を超える揺れを3回加振しましたが倒壊には至らず、揺れが止まった後もほとんど変形していませんでした。

防災科学技術研究所での実大震動台実験

地震速度
kine(カイン)
震動台加速度
Gal(ガル)
5.5cm/sec 47Gal 木質パネル構法 加振実験1回目
11cm/sec 91Gal 木質パネル構法 加振実験2回目
約100Gal以上 震度5強レベル
約200Gal以上 震度6弱レベル
25cm/sec 228Gal 木質パネル構法 加振実験3回目
約350Gal以上 震度6強レベル
400Gal 耐震等級1基準
500Gal 耐震等級2基準
600Gal 耐震等級3基準/震度7レベル
90cm/sec 818Gal 阪神淡路大震災
90cm/sec 929Gal 木質パネル構法 加振実験4回目
100cm/sec 1126Gal 木質パネル構法 加振実験5回目
100cm/sec 1198Gal 木質パネル構法 加振実験6回目
100cm/sec 1191Gal 木質パネル構法 加振実験7回目

地震の揺れの強さを表す単位

Gal(ガル)とは…

地震動の大きさを「加速度」で表したもの。自動車が急発進をすると座席に押し付けられるように感じられるのが加速度。

Kine(カイン)とは…

地震動の大きさを「速度」の単位で表したもの。最大加速度が同じ地震動でも加速度の継続時間によって速度に違いが生じます。建物にとっても地震動の速度が重要になるのです。

耐震等級3の基準を超える揺れを4度加振した結果

倒壊せず
変形も極めて小さかった

02

高精度・高強度の木質接着パネル

厳しい品質管理のもと一貫生産される木質接着パネル。
「強度」と「制震性」を備えた木質接着パネルは、1枚で9.6tを支える。

厳しい品質管理の下、部材生産を行うISO取得の自社工場。
面全体に外力を分散し剛性を高める「ストレストスキン効果」
構造部分の生産に関して、つくば工場・山口工場で取得

JAS基準以上の厳しい検査で部材を一貫生産。

厳しい品質管理下で輸入された木材は、ISO認証取得の品質管理優良工場で全品検査を行います。中でも壁パネルの枠材に使用する木材は、非破壊検査を含む15項目をチェック。JAS規格を上回る厳しい検査規定を設け、精密機械や高いスキルを持つ検査員など二重三重の検査を経て高品質材のみを厳選します。現場では組み立てるだけで精度の高い建物を施工することができます。

木の強さを高める、含水率19%を徹底。

木材は含水率が高くなるほど強度が低下し腐朽菌が繁殖するもの。強度と耐久性を高めるために、構造材の含水率19%以下を徹底しています。

高圧力と高温でプレスする接着で、
100年相当の耐用年数。

接着効果を高めるために表面処理した枠材と合板に、耐用年数100年相当の接着剤を塗布。さらに1㎡あたり70tの高圧力と高温(ホットプレスの場合)でプレスして、高強度の木質接着パネルをつくります。