-Strong × Long- SxLアルファ

高耐久で長寿命

木の住まいの寿命を縮めるのが、湿気による木材の劣化。
特に近年の高気密・高断熱の住まいでは、構造材の中に入り込んだ湿気が逃げ場を失って結露する
「内部結露」が発生し、住まいの耐久性を損なう原因になっています。
SxLアルファは「邸別パネル設計」で壁内部の通気効率を立地条件や間取りに合わせて最適化し、
「邸別生産方式」で高品質・高精度の部材を厳しい管理のもと生産・出荷。
さらに、完成後も構造躯体内部をチェックできる「見える窓Lupe」で、住まいの耐久性を末永く見守ります。

01

内部結露を徹底追放。住宅性能表示制度「劣化の軽減」最高等級に対応守る耐震性

築24年の住まいを解体・検査したところ、
構造材の含水率は工場出荷時の19%よりも低く、
断熱材も乾燥した状態を保っていました。

自然のエネルギーを活用した「壁内換気システム」が構造躯体を常に乾燥した状態に保ち、構造材や断熱材の劣化を防ぎます。

床下から壁内部を通り小屋裏から屋外へ。空気とともに内部結露の原因となる壁内の湿気を排出する壁内換気システム。
太陽で温められた空気が上昇する性質を利用した自然の換気システムで、半永久的に効果を発揮し住まいの耐久性を高めます。

壁内換気+外壁通気層のW通気工法で、約75~90年の耐久性を発揮。

壁パネル内部に通気層を設けた壁内換気システムに加えて、壁パネルと外壁材の間にも外壁通気層を設けました。2つの通気層で内部結露を徹底的に解消するため、構造躯体は約75~90年の耐久性を発揮。住宅性能表示制度「劣化の軽減」の最高等級に対応しています。

結露発生リスクが高い場所には「耐湿パネル」を配置。

構造上通気が難しい場所や水まわりなど、結露発生リスクが高い場所には「耐湿パネル」部材を計画的に配置。内部結露を徹底追放するよう工夫をしています。

壁内換気システムは、耐久性はもちろん、快適性や省エネ性の向上にも効果があります。

・乾燥状態を保つことで新築時の構造耐力を維持
壁内部の結露を防止することで構造材の腐食を防ぎ、湿気を好むシロアリを寄せ付けません。

・いつまでも省エネの住まい
断熱材の濡れを防止することで、断熱効果をより長く維持させることができます。

・夏でも涼しい住まい
壁内換気を行わない場合と比べて、外壁から侵入する熱が減少します。

・冬の結露を防止
壁内部に湿気が溜まりやすい冬場でも高い防湿効果を発揮します。

壁内換気による湿気排出実験動画をご覧いただけます。

温かい空気が上昇する性質を利用した自然の換気システムで壁の中に通気層をつくり、空気とともに湿気を排出します。

02

建てた後も構造躯体全体の健全性を維持

20年を過ぎた後も適正な基準で建物の価値を評価。
SxLアルファは、スムストック対象の注文住宅商品です。

スムストックは適正な基準で建物の価値を評価します。

グラフは、従来の査定方式とスムストック査定方式の評価額の推移を比較したもの。従来査定では20年も経てば限りなく0円に近づいてしまうのに対し、スムストックはメンテナンス次第で20年を過ぎた後も建物の価値が適正に評価されます。
高品質・高性能で、定期的に点検・補修することで価値のある、そして世代を越えて住み継ぐことができると認定された住まいだけが対象となる制度です。

建てた後も壁内部を定期的に診断できる「見える窓Lupe(ルーペ)」

通常建物が完成した後は壁内部の乾燥状態を見ることはできませんが、SxLアルファは定期的に点検できる「見える窓Lupe」を標準搭載しています。長年にわたる結露対策のデータとノウハウを活かし、構造躯体全体の健全性維持と内部状態の診断を可能にしています。