基礎・木材

基礎

ベタ基礎の採用で優れた安定性を実現

「ベタ基礎」と呼ばれる、建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支える基礎(耐圧盤)を採用しています。 一般的な「布基礎」と呼ばれる1階の壁の下だけに基礎を配置する形と異なり、家の荷重を底板全体で受け止め、建物を支えるため、 負荷が分散して安定性に優れることになります。耐圧盤コンクリートは150mm厚で不等沈下を抑制します。

画像はイメージ図です。 構造計算により仕様が変更になる場合がございます。

見えない場所だからこそ確かな技術で安心な家づくりを

「ベタ基礎」と「布基礎」の違い

当社が採用するベタ基礎は、建物の外周や柱の下だけでなく、底部全体を鉄筋コンクリートで支えるため、不等沈下を起こしづらくなります。 一方、布基礎では、建物の壁の下のみに連続して設置した基礎が支える仕組みで、床下に湿気がこもりやすいという難点もあります。

格子状の鉄筋配筋

強固な基礎構造にするために、鉄筋の配筋にもこだわりました。基礎の立ち上がり部分の主筋には、直径13mmの異形鉄筋を採用。 ベース部分(耐圧盤)は200mm間隔で直径13mmの鉄筋を格子状に配筋します。 細かく配筋することで鉄筋量を増やし、より強固な基礎づくりを実現しました。

高強度の鋼製束

当社では優れた耐久性と強度を誇る鋼製束を厳選して採用。基礎のベース部分と大引きの固定を確実なものにします。 この鋼製束には防錆加工が施されているため、シロアリや腐朽菌に侵されにくい仕様となっています。

1本あたりの耐荷重2t以上

住宅基礎保護システム

基礎の耐久性を向上

当社が採用する住宅基礎保護システムは、既調合弾性ポリマーセメントモルタルに着色剤を配合した弾性カラーモルタルです。 特徴として住宅基礎表面の微細なクラックの発生を軽減し、地面からの水の染み込みを抑制することで、長期的に美観を保つことができます。 また汚染を解消し、基礎コンクリートの中性化を抑制する効果があり、基礎の耐久性を向上する効果があります。

良質な檜集成材を柱・土台に標準仕様で採用

世界最高レベルの建築木材 檜(柱・土台)

こだわりの建材「檜」

建立1300年以上と伝わる世界最古の木造建築「法隆寺」の構造にも使用されている、良質な建材「ヒノキ」。防虫効果、耐水効果、強度などすべての面において高い水準を誇るヒノキ集成材を、柱・土台に採用しています。

強度性能も抜群

ヒノキは、伐採後に強度が増し、千年間経過してもその強さはほとんど低 下しないと言われています。

高い耐久性

シロアリや木材腐朽菌に対する耐久性に優れているとされています。

住む人にやさしい

抗菌効果と、樹木が発散、癒しや安らぎを与える効果が期待できるフィトンチッドの香りで健康的な空間をつくるとされています。

4寸柱・土台

Felidia※ では、メーターモジュールの建物に4寸角の柱・土台を標準仕様としています。建築基準法に定められた3.5寸角と比べて、4寸角は約1.3倍の断面積で強度がアップします。さらに柱が太くなることによって、万が一の火事の場合でも柱の内部まで火が到達するのに時間を要するため、耐火性も向上します。

  • 3階建てを除く

エンジニアリングウッド(構造用集成材)

強度のばらつきの少ない構造用集成材を使用

ひき板や小角材などを繊維方向に平行にして接着剤で貼り合わせた木材が集成材です。 その構造基準はJAS(日本農林規格)に定められており、木材本来の長所を有しながらも、 大節や割れ、腐れ、反り、狂い、含水率のばらつきが抑えられ、 高強度で耐火性・耐久性・断熱性の高い材料として優れた特性を持っています。

信頼できる高品質・高性能の木材を使用

  • 構造躯体は乾燥材を使用

    すべての構造躯体に乾燥材を使用しています。乾燥材には乾燥収縮を抑えて寸法を安定させるほか、木材自体の強度が向上するといったメリットがあります。

  • 含水率を15%以下に

    木材の乾燥が不十分だと強度の低下や反り、割れの原因に。そこで集成材に用いる木材は、天然乾燥と乾燥装置により、含水率を15%以下にまで落としています。

  • JAS製品を使用

    厳格なJAS(日本農林規格)基準に合格し、品質・性能が明確な木材を使用しています。

  • 産地・加工工場が明確な木材

    当社独自の木材調達システムを構築することにより、生産地や加工工場が明確な信頼度の高い木材のみを使用しています。